お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「プロコフィエフ」の検索結果は以下のとおりです。

タルクマンの編曲作品

  • 2022/02/12 06:33
  • カテゴリー:音楽

ブラームスの交響曲第3番を、タルクマン編曲の四重奏版で聴いた。オリジナルの室内楽曲かと思わせる手練れのアレンジだ。ノトス・カルテットという奏者たちの演奏もいい雰囲気を出している。編成は、Pf、Vn、Va、そしてVc。2020年録音。

編曲者のタルクマン(Andreas N. Tarkmann)、彼の名を知ったのはそんなに昔のことではない。とは言ってもそろそろ20年になるか。2003年にケルンでプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」組曲を管楽八重奏の演奏で聴いた。編曲したのは誰だろうかと演奏会のパンフレットを見ると彼の名があった。その翌年にはドイツ北部の音楽祭でスメタナの「売られた花嫁」抜粋、これも管8本の編成だった。

決して熱心なリスナーではない。それでも手元に音源がいくつかある。チャイコの「くるみ割り人形」や、ロルツィングの「密猟者」などは、管楽器のアレンジものの中では割と好んで聴く方だと思う。

shmf.de 2020(サイト内)。ブラームス交響曲第3番ヘ長調(ピアノ四重奏版)他▽クラシックカフェ(NHK-FM、2/10 14時)、Tschaikowsky; Der Nußknacker, Verdiana, Lortzing; Der Wildschütz - A.N.Tarkmann Werkkatalog

海外オケ来日

コロナで国際的な往来が制限されるなか、14日間の待機措置もない特例での来日だった。「オーストリア政府からの強い要請、両国間の文化交流の重要性にもかんがみ、厳格・適切な防疫措置の確保を条件に入国を認めた」(加藤勝信官房長官、4日の記者会見)。

そんな無茶が行われたことを、日経の記事(11/21)で知った。今のこの時期に海外からオケを入国させるかね。それも、国全体で外出制限されるほどに感染が拡大している、欧州の国から。

いったいどんな力学が働いているんだ。もちろん先方から「強い要請」はあっただろう。欧州のメジャーなオケにとって日本ほど良いカモはない。仕事(演奏会)が極端に減っているこのご時勢、極東のドサ回りで一儲けだ。けれど、まさか、先方の営利や文化交流云々の綺麗ごとで、日本政府がウンと言うはずない。その謎解きには、日経がこの記事、終始どなたかにヨイショするようなこの気持ち悪い記事、を書いていることが手掛かりになるかもしれない。

ところで、公演は、管弦楽ウィーン・フィル、指揮ゲルギエフで都合7回開かれた(11/8-14、東京や大阪など)。用意された曲は、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」組曲やPf協2番、チャイコフスキー「悲愴」、ストラヴィンスキー「火の鳥」全曲版、Rシュトラウス「英雄の生涯」、ドビュッシー「海」、ほか。サービス精神旺盛な豪華選曲だ。

コロナ下で異例の来日 ウィーン・フィルが示した気概(11/21)、欧州で感染激増 「対岸の火事」ではない(11/21)、オーストリアが外出制限へ 1日の感染5000人超え 新型コロナ(11/1)

ページ移動

  • ページ
  • 1
  • 2

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

報道の自由度、2024年
2024/05/19 06:04
歯周病と大腸がん
2024/05/18 06:31
石見相聞歌
2024/05/17 05:49
キダ・タローさん死去
2024/05/16 09:47
浪速のモーツァルト
2024/05/15 06:02
昭和100年式典
2024/05/14 06:00
帰省、24年5月
2024/05/13 06:24
教員の成り手不足
2024/05/12 06:01
フジコ・ヘミングさん死去
2024/05/11 05:55
硫黄鳥島
2024/05/10 06:07

Feed