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キーワード「東野圭吾」の検索結果は以下のとおりです。

東野圭吾公式ガイド

  • 2021/04/24 07:01
  • カテゴリー:読み物

分析的に書いている記事やブログなんかは、まあいいと思うんですよ。「少なくとも書いた本人にとってうそではないんだろうな」という目で読んでいます。

ネット情報との付き合い方、「おおむね疑ってかか」る。東野圭吾作家生活35周年実行委員会編「東野圭吾公式ガイド-作家生活35周年ver.」(講談社文庫、2020年)所収、ロングインタビュー「東野圭吾最強小説家の秘密」から(p292)。新聞は、「ある程度は信頼でき」る。購読紙は、朝日、日経、毎日、読売の4紙とか。

加賀恭一郎シリーズの「希望の糸」(2019年)に関して、著者は、「次につながっている」「大きな伏線が含まれている」と記している(p204)。

東野圭吾(サイト内検索)

希望の糸

  • 2021/03/18 06:49
  • カテゴリー:読み物

たしかに刑事の勘が外れることは少なくない。そのことに気づかず、的外れな捜査に固執するやつは優秀な刑事とはいえない。しかしだ、ちょっとばかり思惑通りに行かないといって、すぐに勘が外れたと決めつけるやつも大した刑事にはなれない

東野圭吾著「希望の糸」(講談社、2019年)から(p155、210)。最寄り図書館に予約を入れて一年経過、ようやく順番が回った来た。

予備知識なく読み進める内に、豈図らんや、松宮脩平の名が出て来た。ということはあの人物も出て来るはず。やはりそうだ(p51)。警視庁捜査一課加賀恭一郎警部補。この事件の3年前に、日本橋警察署から本庁へ戻って来ていた。加賀シリーズは、「祈りの幕が下りる時」で終わったものとばかり思っていたけれどそうではなく、この「希望の糸」が第11作目。

加賀恭一郎(サイト内検索)

サンタのおばさん

  • 2020/06/30 06:47
  • カテゴリー:読み物

なぜサンタクロースは男性だと決めてかかるのかね

東野圭吾著、杉田比呂美画「サンタのおばさん」(文芸春秋、01年)から(p36)。

似たような話が、中村紘子著「チャイコフスキー・コンクール」にあった。「女性ピアニストたち」と題された章。「中世以来、ヨーロッパ人にとって音楽とは宗教的尊敬(即ち神)そして世俗的尊敬(即ち君主)の象徴とみなされてきたものであり、要するに権力、男らしさ、英雄的なもの等々の象徴であった」(p183)。帝王カラヤンいわく「女性はオーケストラなどにいないで、台所にいるべきである」(p186)。そんな偏見は、その内、完全になくなり、そんなこと言っている時代があったなあ、と語られることになるのだろうか。

一流奏者の需要(サイト内)

魔力の胎動

  • 2020/03/12 07:13
  • カテゴリー:読み物

飛ぶ準備をしろ。あたしが風を読んでやる。風に支配されるんじゃなくて、あんたが風を支配するんだ

円華がカッコ良くそう言い放つ。彼女は乱流を瞬時に見極めることができる。東野圭吾著「魔力の胎動」(KADOKAWA、18年)から(p59)。「ラプラスの魔女」の前日譚。こちらを後で読んで楽しめるように工夫されている。最後の第5章で「ラプラス~」に繋がる。

第4章までナユタという人物の視点で話が進む。その名は数の単位「那由他」のこと。一般に10の60乗のことらしい。そういえば、Googleも大きな数字の単位に由来している。その妙な社名の語源googolは、60乗どころではない、10の100乗だ。とてつもなく大きい。社名の由来を知った当時のことを思い出す。何かデカいことを狙っているのだろうか。実際、インターネット上のすべての情報を掻き集めると言う、そんなことできるんだろうか、と眉に唾を付けて聞いた、確か99年かその翌年のことだ。そうこうする内に、おれの取るに足らないwebページにさえGooglebotはやって来た。それに気付いた時、こいつら本気だと思ったもんだ。あれからもう20年も経つんだな。今では世界を牛耳るITの雄だ。

ラプラスの魔女(サイト内)、那由他 - Wikipedia

ラプラスの魔女

  • 2020/03/06 07:07
  • カテゴリー:読み物

所詮、俺たちは駒だ。しかも、歩だ。世の中を動かしているのは、もっともっと上の存在なんだ。歩は、何も考えずに、一つ一つ前に進んでいくしかない。ほかのことは考えなくていい

刑事課の係長は、明日からまたがんばろや、と部下を励ます。東野圭吾著「ラプラスの魔女」(KADOKAWA、15年)から(p442)。エスパーのような超能力者による犯行だとつまらないと思いつつ読み進めた。そうではなかったけれど、イメージは限りなくそれだ。もしかすると、世に言う超能力とは、こんな風に科学的な説明が可能なのですよ、と著者は例を示しているのかもしれない。

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