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キーワード「著「ミレニアム」の検索結果は以下のとおりです。

ミレニアム1(下)

  • 2022/09/13 06:23
  • カテゴリー:読み物

悪党にも私生活を守る権利はある。他人の生き方を攻撃するのは、その人を傷つけるとても安易なやり方なんだ。

スティーグ・ラーソン著「ミレニアム1-ドラゴン・タトゥーの女」ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳(早川書房、2008年)、下巻から(p107)。

ミカエルによる謎解きは下巻に入って一気に進む。第16章、三つの発見(p41)。一つは娘から教えられる。彼女はたまたま見た古いメモ書きが何を意味するか判った。思いがけない幸運だ。しかし、三十数年来の謎がそんなに簡単に暴かれてしまうのは、ストーリーとしてちょっと無理があるんじゃないだろうか。

タイトル「ミレニアム」に込められた意味は第2部以降で明らかにされるのだろうか。この下巻に「二十世紀のスウェーデンには、未解決の殺人事件が何十件もある」(p155)とある。これは何か関係するだろうか。

「ミレニアム」(サイト内)。牛一頭牽いて卵の殻の上を歩く(p143)

ミレニアム1(上)

  • 2022/09/10 06:24
  • カテゴリー:読み物

人生の総決算として、未完成のものを整理したくなる時期にきている。

そう言うヘンリック・ヴァンゲルは82歳。三十数年来、解くに解けない謎を抱えている。スティーグ・ラーソン著「ミレニアム1-ドラゴン・タトゥーの女」ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳(早川書房、2008年)、上巻から(p121)。「プリズン・ブック・クラブ」で目にして読んでみる気になった。

探偵役のミカエル・ブルムクヴィスト(経済誌「ミレニアム」の記者)が嘆く。「ヴァンゲル姓の人たちがあまりに多いので、誰が誰だかわからない」(p221)。読む側にとってもその状態がしばらく続く。倦むことなくページをめくる。だんだん様子が判って来る。

ミカエルとリスベット・サランデル(フリーの調査員、ドラゴン・タトゥーの女)との接触が仄めかされたところで上巻は終わる。さて続きはどうなるだろうか。第2部以降もあるらしい。読み進めよう。

プリズン・ブック・クラブ「ミレニアム」(いずれもサイト内)。経済ジャーナリスト批判(p148)、チュニジアの夜(p258)、PowerBook G4 1GHzモデル PowerPC7451 res1440x900(p299)

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