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キーワード「十選」の検索結果は以下のとおりです。

オーパス、山下達郎

  • 2023/09/09 05:51
  • カテゴリー:音楽

先日書いた、山下達郎の音楽十選を実際にやってみた。順不同。

風の回廊
潮騒
ドリーミング・ガール
いつか晴れた日に
I LOVE YOU・・・・PartI
さよなら夏の日
ジャングル・スウィング
土曜日の恋人
DOWN TOWN
パレード

選んでみたものの今手元に音源がない曲がある。調べてみるとこの10曲とも「オーパス」というベストアルバムに含まれている。市立図書館にあるようなので借りて来よう。

アルバムなら、"On the Street Corner"をまず選びたい。

山下達郎の音楽十選すすめられたアルバム十選(いずれもサイト内)。OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~|Wikipedia、ジャニーズ特別チーム会見は「24時間テレビの前にやるべきだった」松尾潔氏が持論 「誤解を恐れずにあえて言いますが...」山下達郎にも言及(8/30)

「マスメディアの沈黙」

林眞琴氏ら外部専門家による再発防止特別チームは、ジャニー喜多川前社長による性的虐待を、あらためて、事実認定した。同チームによる調査報告書(8/29付)は、ジャニーズ事務所のサイトに掲載されている。

その報告書は「マスメディアの沈黙」の項目(p52)で、メディアの責任を記す。

「ジャニー氏の性加害を取り上げて報道すると、ジャニーズ事務所のアイドルタレントを自社のテレビ番組等に出演させたり、雑誌に掲載したりできなくなるのではないかといった危惧から、ジャニー氏の性加害を取り上げて報道するのを控えていた状況があった」、

テレビや紙誌などマスメディアは、自社の利潤追求のために性的虐待の犯罪に目を瞑り、なおかつジャニーズ事務所の営利に関与し続けたのだ。

事務所は「マスメディアからの批判を受けることがないことから、当該性加害の実態を調査することをはじめとして自浄能力を発揮することもなく、その隠蔽体質を強化していったと断ぜざるを得ない。その結果、ジャニー氏による性加害も継続されることになり、その被害が拡大し、さらに多くの被害者を出すこととなった」(同、p53)。

在京六紙の社説が、これに対し、どう反応しているか見てみよう。

まず産経。「この厳しい指摘には、抗すべき言葉もない。産経新聞をはじめとする新聞、テレビがこの問題の報道に及び腰であったことは事実である。その反省の上に立ち、ジャニーズ事務所が今後、性被害の救済問題にどう対処し、芸能界や社会がどう変化してゆくか、目をこらして報道を続け、言論機関としての責務を全うしなくてはならない」(産8/31)。

次に朝日。「朝日新聞を含むメディアは、報道や取引関係を通じて働きかけることができたのに、それをせず、社会の無関心を招いた。性暴力が深刻な人権侵害との認識を持てなかった過ちを、深く省みなければならない」(朝8/31)。

この2紙は、我が事として捉えているようだ。東京新聞も5月に「手厚い報道があれば、その後の被害を防げたかもしれない」、「私たちも重く受け止め、性被害防止に努めたい」(東5/19)と自分たちを主語にしてコメントを寄せていた。

一方、ちょっと他人事っぽく書くのは次の2本。「重く受け止めなければならない。芸能スキャンダルと軽視して人権問題と捉える視点を欠いた面は否めない」(毎8/31)。「われわれメディアも改めて自省し、今後の再発防止の一翼を担わなければならない」(経8/31)。

そして、残る1紙、読売新聞、これがひどい。「報告書は、テレビ局などが出演者を確保できなくなると恐れ、問題を報じなかったことも性加害が続く一因となったと指摘した」(読8/31)と事実を書くのみで、新聞はどうあるべきか、自分たちはどう思うのか、など、一言もない。報道機関としてのマスメディアの責任を指摘されても、自分たちは関係ないと嘯くつもりだろうか。

さて、8/28週の六紙社説は、そのほかに、福島処理水放出が国際問題化、感染症危機管理庁、カンボジア新政権、ガソリン補助金、関東大震災100年、西武百貨店ストなどを話題にした。

六紙社説、メディアの反省、本気度はもみ消し加担と非難され山下達郎の音楽十選ジャニーズ性的虐待問題(いずれもサイト内)。外部専門家による再発防止特別チームに関する調査結果について(8/29)、ジャニーズの性加害報告書で異例の「メディアの責任」が盛り込まれた根深い背景(9/1)

二重小協奏曲ヘ長調

  • 2023/09/01 05:35
  • カテゴリー:音楽

リヒャルト・シュトラウスの二重小協奏曲ヘ長調は、普段、ローザンヌ室内管弦楽団の演奏を聴くことが割と多い。ひとえに、トゥーネマン(Klaus Thunemann)のファゴット独奏を聴きたいがためだ。残念ながらクラリネットやオケは今一つ。

逆に、ウィーン・フィルの演奏は、オケやクラリネットが頗る良いのに、ファゴットの独奏がどうも満足いかない。指揮:André Previn、Cl:Peter Schmidl、Fg:Michael Werba。

この曲に限ったことではないのだけれど、協奏曲の場合、ソロ、指揮、オケ、三者が揃って達者で上手く調和した演奏に接することは容易でない。ソロが2人の場合は尚更だ。が、

最近、全体にバランスの良い快演に巡り合った。エサ=ペッカ・サロネン指揮による1987年の録音。今後はこれを聴くことが多くなりそうだ。

Richard Strauss
Duet-Concertino for Cl & Fg with String Orch & Harp
Fg: Knut Sonstevold
Cl: Paul Meyer
Cond: Esa-Pekka Salonen
New Stockholm Chamber Orch
Recorded in the Berwald Hall, Stockholm, 1987

協奏曲十選(サイト内)。二重小協奏曲 (リヒャルト・シュトラウス)|Wikipedia、Richard Strauss, New Stockholm Chamber Orchestra, Esa-Pekka Salonen|Discogs

もみ消し加担と非難され

事務所のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという深く憂慮すべき疑惑が明らかになった。日本のメディアは数十年にもわたりこの不祥事のもみ消しに加担したと伝えられている

国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会は、ジャニーズ事務所の前社長による性的虐待の問題に関して見解を示した(8/4)。同日、NHKは、これを「報道機関の責任にも言及した」と報じた。

恥ずべき事態だ。前社長の犯罪行為もさることながら、メディアが「もみ消しに加担」したことが国際機関によって暴かれるなんて。日本のメディアは非難され、果たして、どんな反応を示すだろうか。

ニュースが盛り沢山で、この作業部会の見解が、NHKきょうのニュース(8/4)で最初に採り上げられたわけではなかった。秋本真利議員の事務所強制捜査や、健康保険証廃止に関する岸田首相会見、台風6号沖縄へ再接近、に続く、第4のトピックスだった。

今朝、在京六紙の社説も、秋本議員の収賄容疑や、首相会見に紙幅を費やし、性的虐待問題については一本もない。今後、新聞が、特にその社説が、何を述べるか注視しておこう。

ジャニーズ性的虐待問題山下達郎の音楽十選(いずれもサイト内)。ジャニーズ性加害「深く憂慮すべき疑惑」 国連人権理報告全文(8/4)、ジャニーズ性被害問題“数百人巻き込まれたか”国連作業部会(8/4)、NHKきょうのニュース(ラジオ第一、8/4 19時)

山下達郎の音楽十選

  • 2023/07/21 05:53
  • カテゴリー:音楽

職場で、山下達郎のことが話題になった。どんな音楽が好きか、というような話を何人かでしている時にその名前が出たのだ。

「ジャニーズを擁護する発言をしているようですが」。「え、そうなの。けど、音楽が素晴らしいから、そんなこと関係ないじゃん」。そんなやり取りがあった。

その反応は、割と、あるのだろうと思う。こういう場合には、どんな反応パターンがあり得るだろうか。少し考えてみた。例えば、

  • 性的虐待を行った人物を擁護するなんて、音楽の価値も疑わしい。
  • 音楽はあくまでも素晴らしい。が、その擁護云々については問い質されるべき。
  • 音楽が素晴らしいのだから、ジャニーズを擁護するしないは関係ない(上の例)。
  • そもそもジャニーズは悪くない。擁護するまでもない。
  • 山下さんの曲は聞くけれど、擁護云々については知らないし興味ない。

ま、ほかにもあるかもしれない。念のため書いておくと、故ジャニー喜多川による未成年者に対する性的虐待については、その行為が存在したことは裁判で確定している。先日ここでも少し触れた。

職場での会話は、山下達郎のどの曲がいいか、という流れになって行った。ある人が、なんと言っても「クリスマス・イブ」でしょと言う。賛同する方もあった。ほかに皆が口にしたのは、「ひょうきん族」のテーマ音楽など、全部で十曲ほどになったろうか。こういう十選もありだな、などと思ったものだ。私は「風の回廊」と「潮騒」を挙げた。

ジャニーズ性的虐待問題すすめられたアルバム十選(いずれもサイト内)。裁判所が認定したジャニー喜多川による少年への「淫行行為」(2020年2月)、テレビ局のジャニーズ報道はどう変化してきたか─消極的なテレビ朝日、積極的な日本テレビ・TBS(7/20)

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