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キーワード「ドラッカー」の検索結果は以下のとおりです。

昭和元禄落語心中(6)

客がちゃんと欲しがってくれて、それにきっかりちょうどの多過ぎない少な過ぎもない割りをくれて、それにちょうどよく見合う形の飛び切りいい芸を返して、お互い気持ちよく取引きをする。そんな落語をやるためにゃ客の姿がしっかり見えてねえと。

有楽亭助六に扮する山崎育三郎が、同門の菊比古(岡田将生)に言う。NHKのドラマ「昭和元禄落語心中」第6回「心中」(NHK総合、9/28 23時)から。NHK ONEで観た、

含蓄のある言葉だ。落語の芸に限ったことではない。客のことが判ってないと、おおよそどんな商売も上手くは行かない。儲けることよりも、まずは、客が求める価値を提供することに主眼を置く。それが基本。さらに、客自身が気付いていない潜在的な欲求を見出すことができれば、商売の幅をぐっと拡げられる。

P.ドラッカーが唱えた"create a customer"は、まさにこの辺りの議論。「顧客の創造」と直訳されることが多い。一言加えて、顧客ニーズの創造とする方が理解しやすい。

昭和元禄落語心中ドラッカー(いずれもサイト内)。Peter Drucker(1909-2005)

べらぼう

おまえは何をしている。おまえは何かしているのか、客を呼ぶ工夫を。

老中、田沼意次が、主人公の蔦屋重三郎に言う。意次に扮するのは渡辺謙、重三郎は横浜流星という方。

引用は、今年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」その第1回から。

商いは、誰かが儲けることを一生懸命に考えているかどうかに懸かっている。的を得ているかどうかという問題はあるけれど、まずは考え抜くことが大切。営利企業に限らず、非営利団体だってそう。組織をより良くしようと誰かが考える。個人や、家庭、国家だって同じだろう。今も昔も洋の東西それは変わらない。誰かが懸命に考えていないと、より良くはならない。

去年からの流れで今年も何となく大河ドラマを見ている。面白ければ観続けようと思う。

ドラッカー(サイト内)。大河ドラマ「べらぼう」(1)「ありがた山の寒がらす」(NHK総合、1/5 20時)

「ザ・ゴール」との出会い

  • 2023/10/10 05:52
  • カテゴリー:読み物

一つの工程の生産性を高めても、次の工程の生産性が低ければ、生産金額は低い水準で頭打ちになってしまいます。売上目標を達成して利益を出すためには、すべての工程の生産性を高めて、最終的な出荷量を増やすことが大事です。

E・ゴールドラット著「ザ・ゴール」でボトルネック解消の重要性を学び、生産体制の全体最適を考えるようになったとか。引用は、webの記事「いくら働いても稼げないを変えた鹿児島ケース3代目 生産管理で赤字解消」(9/18)から。

現場での実践にすぐに役立つビジネス書にはどんなものがあるだろうか。「ザ・ゴール」は間違いなくその一つだろう。新しい事業を任された時に、この本から重要なヒントをもらったものだ。

ほかには、三枝匡「戦略プロフェッショナル」や、大津広一「会計力と戦略思考力」、コリンズら「ビジョナリー・カンパニー2」、コッターら「企業変革ノート」あたりが思い浮かぶ。これらをしっかり読み解き、さらにドラッカー本、例えば「マネジメント」か「経営者の条件」で心得を身につければ、その他の凡百あるビジネス書をめくらなくても十分に戦える。既存事業への対処(維持、拡大、縮小、撤退)ばかりか、新規事業の創出にも力を発揮できるだろう。

ビジネス書十選フレームワーク十選(いずれもサイト内)。いくら働いても稼げないを変えた鹿児島ケース3代目 生産管理で赤字解消|ツギノジダイ

[ 朝刊休刊日 ]

非営利組織の経営

  • 2020/07/16 06:01
  • カテゴリー:読み物

成功している企業の経営者は、組織に働く者が給与や昇進だけで動機づけされるわけではないということ、彼らがそれ以上の何かを必要としているということを知っている。しかし、非営利機関では、その何かが、企業よりもずっと必要とされている。

その「何か」とはいったい何なのか。本文から抜き書きしてみよう、1) 明確な任務、2) 情報を基盤とする組織、3) 成果による評価、そして、4) 示される寛容。上の引用は、PF・ドラッカー著「非営利組織の経営-原理と実践」(ダイヤモンド社、91年)から(p223)。この本、タイトルは聞いたことあったけれど読むのは今回が初めて。実践的な示唆に富んでいる。

組織戦略の考え方(サイト内)。上から10%にやる気を起こさせる(p209)

ウェルチ氏死去

ドラッカー氏の「世界で1位か2位になれる事業だけやりなさい」という助言を守り、リストラとM&A(合併・買収)を推し進めた。

ジャック・ウェルチ氏が死去 GE元会長(nikkei.com、3/3 5:22更新)から。この助言についてWikipediaは何か触れているだろうか。日本語版は「ドラッカーの信奉者」とのみ記している。English版には特に見当たらないようだ、先ほど(3/4)閲覧。

ジャック・ウェルチJack Welch(いずれもWikipediaから)、選択と集中(サイト内)

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