エントリー

遠の眠りの

  • 2021/04/03 07:02
  • カテゴリー:読み物

けれど何かが気に懸かるのだ。まるで幸福の総量は、この世のぜんたいで決まっていて、誰かが幸せであるならば、誰かがそうではないかのように。

谷崎由依著「遠の眠りの」(集英社、2019年)から(p131)。本書の不思議なタイトルは、作中に登場する回文「長き夜の、遠の眠りのみな目醒め、波乗り船の、音の良きかな」に拠っている。

清次郎が絵子に「おかえり」と言う、印象的な場面がある(p201)。同じその言葉を今度は絵子が言うことになるのだろうか、と最後の数ページを繰ったのだが・・・。

詩と反詩(サイト内)。西武福井店#だるま屋|Wikipedia。ブックレビュー谷崎由依著『遠の眠りの』|NHKジャーナル(2020年5月)

ページ移動

ユーティリティ

« 2025年10月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

てんやわんや
2025/10/31 06:01
トロント・ブルージェイズ
2025/10/30 05:45
地面師詐欺事件
2025/10/29 06:58
systemd-resolved、E200HA
2025/10/28 06:39
母の待つ里
2025/10/27 06:46
高市新政権発足
2025/10/26 06:30
夭折の画家 石田徹也
2025/10/25 07:10
四つの伝説、N響#2044
2025/10/24 06:01
「私と八木一夫」
2025/10/23 06:55
再びArch Linux、E200HA
2025/10/22 06:21

過去ログ

Feed