フルスカップ
- 2021/04/06 06:55
- カテゴリー:沖縄・暮らし
レポート類を手書きしていた頃にフルスカップという用箋を使っていました。あれの欄外に、「すっきり一枚 せめて一枚」と刷られていたと思うのですが、その文言で正解でしょうか。
最初に勤めた会社では、皆がフルスカップと呼ぶ用箋を使っていた。それには標語のような文言が刷られていた。うろ覚えの記憶を確かめるために、入社年度が同じ、いわゆる同期の、K氏にメールで照会したのだった。漢数字ではなく、「すっきり1枚せめて1枚」が正解だった。氏は、「34年前に書いた」書面で確認して返事をくれた。
手元の辞書で引いてみた。綴りは、foolscap。元々は、A4などの規格ができる以前の、紙のサイズまたはその紙のことのようだ。そのサイズは、国や時代で異なり、例えば、8×13インチ。Webster 1913に、"So called from the watermark of a fool's cap and bells used by old paper makers" と名の由来が記されている。Wikipediaによると、15世紀にまで遡れるのだとか。
# Foolscap folio - Wikipedia