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過去をもつ人

  • 2021/05/25 06:29
  • カテゴリー:読み物

時の流れが、はやい。すぐ昔のことになっていく。過ぎ去ったものが厚みをまし、世界をつくりつづける。過去の新しい見方、読み方も必要になるだろう。

荒川洋治著「過去をもつ人」(みすず書房、2016年)、あとがきから(p223)。

「漠然とでも全体をとらえられるかどうかにかかる。おおまかな風景を、大きな袋に入れる。それが果たせるかどうかに尽きる」(同所収「銅のしずく」から、p83)

「この日本に、このような著作が存在すること。それを知るしあわせを読む人は感じることだろう」(同所収「雨の中の道」から、p216)。足立巻一著「やちまた」のことを言っている。

足立巻一(サイト内検索)。「天気予報の都市」p205。中野重治、井伏鱒二、丹羽文雄、林芙美子、伊藤整、石川達三、高見順、太宰治、三島由紀夫、黒島伝治、木山捷平、深沢七郎、長谷川四郎、尾崎翠、耕治人

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