夏の甲子園、79年
- 2018/08/19 07:25
- カテゴリー:興行・放送
「白球回想-夏の兵庫大会史」という新聞記事が目に留まった。今年5月、帰省している際に実家で読んだ神戸新聞の連載だ。第61回大会(1979年)は、5月22日の紙面にあった。その大会で、私が通っていた高校(の野球部)が優勝した。二年の夏のこと。見出しにこうある。
波乱の大会、明石南初V
私立の強豪、例えば東洋大姫路や、報徳、滝川など、が、しのぎを削る兵庫県で、公立が頂点に登ることは珍しかった。公立の各校がめきめきと力を付けている頃で、その大会では「波乱が相次いだ」。8強のうち公立が7校を占めた、とその記事にある。
兵庫大会で優勝した明石南は、果たして全国大会ではどうだったか。一回戦、5-4 で安積商業(福島)に勝つ。延長14回、サヨナラ・スクイズでの劇的な勝利だった。しかし、次の二回戦、残念ながら日大山形に 2-4 で敗れて、その夏の騒ぎは終わった。
ドカベン香川が活躍した年で、彼がいる浪商(大阪)が優勝したとばかり思っていた。が、wiki で調べてみると、浪商は準決勝で池田(徳島)に敗れている。いい加減な記憶だ。決勝では、和歌山の箕島が池田を降し、春夏連覇を達成した。