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解錠師

  • 2022/05/24 06:29
  • カテゴリー:読み物

まちがった相手に対して自分が有能だといったん証明してしまったら、二度と自由にはなれない

主人公マイクは、どんな金庫でも開くことが出来る才能の持ち主。悪い奴らにいいように使われる。引用は、スティーヴ・ハミルトン著「解錠師」越前敏弥訳(ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年)から(p343)。

訳者があとがきにこう記す。「ふたつの時間を行き来しながら描かれる」「終盤になってふたつの時間が近接してきてからのスピード感は格別」。ほんとそう思う。

脇役のハリントン・バンクス、いったい何者なのかマイクは気付いている(p375)。その人物が、5つのポケットベルの内3つまでその番号を知るに至る(p401)。なぜ知ることができたのか、想像を掻き立てられる。

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