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ドーナツ経済学

  • 2022/12/23 06:22
  • カテゴリー:読み物

もし大規模な参加者が経済のネットワークを支配し、小規模や中規模の多様な参加者を追い出せば、そこにできあがるのは、不平等でもろい経済だろう。これはまさに今、わたしたちが目にしている経済そのものだ。

ケイト・ラワース著「ドーナツ経済学が世界を救う-人類と地球のためのパラダイムシフト」(河出書房新社、2018年)から(p201)。ラジオの番組(8/5)で紹介されているのを聞いて読んでみようと思った。

ことは経済に限らない。安全保障など様々な領域で、「大規模な参加者」、これは既得権益を保持しながら強欲でもある、が、その世界のあり方を歪めてしまっている。「大きすぎてつぶせない」その存在にどう立ち向かえば良いのか。これまでの理論はもう通用しない。21世紀の諸問題に対するには、新たな視座、視野、そして視点が必要になる。

日本人というリスクセドラチェク氏のお話暗殺者(いずれもサイト内)。現在主流派の経済学は「古色蒼然」としている(p345)

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