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沈黙 -サイレンス-

形だけだよ。ただの形式だ。

踏み絵を前に躊躇うロドリゴ神父(アンドリュー・ガーフィールド)へ、通辞の役人(浅野忠信)が囁きかける。マーティン・スコセッシ監督、遠藤周作原作、映画「沈黙 -サイレンス-」(米、2016年)から。

通辞のこの言葉が強く印象に残った。真の信仰心は、外から見えるものではなく、心の中にある、と理解を示している。最初はそんな風にとった。が、そうだろうか。おまえの信仰心は本物じゃない、踏み絵なんて簡単なことだろうと、あざけっているようにも思える。それとも、神父に棄教させるこのやっかいな仕事をさっさと終えてしまいたいだけなのか。機会があれば原作を読んでみよう。

リーアム・ニーソンが出演しているのには驚いた。先日観た「トレイン・ミッション」とはまったく違う役柄なので尚更。あちらは現代ニューヨークの(元)刑事、こちらは17世紀に来日したポルトガル人宣教師。

ABEMA(サイト内)。"It's only a formality. Just formality."、「真理を毒のように扱う」、「山河は改む」、沈黙 -サイレンス-|Wikipedia

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