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戦争と新聞

  • 2023/03/09 06:11
  • カテゴリー:読み物

卑近な事象に最大限の神経を研ぎ澄まして問題点を探り当て、読者に提示する。国民国家が変容するなかで、ではどういう道があるのかを考え、国民に問うていく。

今、新聞は「問題設定」型として生き残るしか道はない。鈴木健二著「戦争と新聞」(ちくま文庫、2015年)から(p304)。

本書の副題は「メディアはなぜ戦争を煽るのか」。かつて新聞は、国威を発揚すべく国民を戦場へ駆り立てた。現政権は専守防衛の理念を放棄し安保政策を大きく転換しようとしている。それに対して「新聞は、政府の急激な国策変更を支持、あるいはちょっぴり異を唱えただけ」(p288)で、また煽る側に立とうとしているかもしれない。新聞がどう言うのか注視しておく必要がある。

専守防衛を放棄するのか「探る’23」(いずれもサイト内)。木鐸型・鏡型・広場型

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