Vcソナタ第1番ホ短調
- 2024/03/21 06:04
- カテゴリー:音楽
番組表にペレーニの名があったので聴いてみた。ベートーベンのソナタ第4番に続いてはブラームスの1番。
ブラームス作曲
チェロ・ソナタ第1番ホ短調作品38
ミクローシュ・ペレ―ニ(チェロ)
デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
(26分21秒)
収録、2023年7月22日
Auditori Pau Casals El Vendrell
この曲の良し悪しは、とにかく第一楽章の冒頭にかかっている、そう思う。ペレーニは奥深くはかり知れないこの旋律を、これ以上ないほどに、上手く弾いている。ぐいぐい引っぱられるように最後まで聴き通すことになった、あっと言う間に。冒頭がつまらなくて聴くのを止めてしまう場合が少なくないのだけれど。
大学オケのチェロの先輩がこの曲をよく練習していた。楽譜を見せてもらってファゴットで吹いてみるのだけれど、どうも滑稽になってしまって、残念ながら、ブラームスの深みのある音楽には近付くことができなかった。
# ペレーニのベートーベン、チェロ協奏曲第1番(いずれもサイト内)。円熟の響き(4)ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)▽ベストオブクラシック(NHK-FM、3/14 19時半)