米大統領選の行方
- 2024/09/25 05:51
- カテゴリー:興行・放送
支持率は、辛うじてハリス氏がリードしている。が、実質的にはまったく互角。
両陣営とも決め手に欠ける、そんな解説だった。渡辺靖教授(慶應義塾大)のお話。
ハリス氏は、支持率で、全米2ポイント、激戦州7州で0.1ポイント、わずかながらリードしている。が、大統領選は、選挙人を選ぶ間接選挙。州ごとの人口を考えると共和党にやや有利な「カラクリ」になっている。民主党が選挙人で過半数を獲得するには、全米の支持率で最低3ポイントはリードする必要がある。「トランプ氏が勝利してもまったく驚かない状況にある」。
上智大の前嶋教授も、2ポイントのリードは誤差範囲だと言っていた。ほぼトラとか確トラとか言われるトランプ氏は選挙には強くない、一方のハリス氏は、ぽっと出だ。やはり両者決め手を欠く。「弱い者どうしで競っている」。
さあどうなる。投票は、11月5日。
# リーダーの引き際、トランプ登場に備えよ(いずれもサイト内)。「アメリカ大統領選挙 最新情勢と選挙の行方」渡辺靖(慶應義塾大)▽マイあさ!けさの“聞きたい”(NHKラジオ第1、9/19 7時台)、「米大統領選・勝敗のカギ」前嶋和弘(上智大総合グローバル学部教授)▽同(NHKラジオ第1、9/6 7時台)