邪馬台国の所在地
- 2025/03/14 05:19
- カテゴリー:興行・放送
あまりロマンがない話ですが、魏志倭人伝から邪馬台国の場所を考えるのは、非常に難しい、あるいは不可能である
講師の方は、そうは言うものの、九州説を、やんわり否定しているようだった。邪馬台国の所在地はどこだったのか。北部九州か奈良盆地、二つの有力説がある。九州じゃないなら奈良ということになるだろうか。
引用は、NHKのカルチャーラジオ歴史再発見「古代史の謎~ヤマト王権の形成」(2)「邪馬台国の所在地」から。講師は、河内春人教授(関東学院大学)。
大陸から九州に至る、対馬や、壱岐、末盧国、伊都国については、位置など土地の概要だけでなく風俗も詳しく記されている。おそらく倭人伝を記述した人(中国の役人)は、実際に訪ね見たことを書いたのだろう。が、邪馬台国を含む、その他の土地は記述が簡素になっていることから、その人たちが行ったことのない遠い地域だったと思われる、と。
末盧国と伊都国は、各々、佐賀県と福岡県のどこかと比定されることが多い。つまり、邪馬台国は、北部九州から遠く離れた土地ということになるわけだ。
そもそも、邪馬台国の所在地問題は、魏志倭人伝での記述の曖昧さに起因する。そのまま素直に解釈したら、邪馬台国は九州を飛び出して、南の海上にあったことになる。
当時の倭国人は、中国の役人に邪馬台国への道順を訊ねられた折、正確に教えず、ぼかして話した。何せその経路は軍事情報でもある。その適当な話が魏志倭人伝に記載されることになったのだろう、と講師は推測していた。
この第2回以降も本シリーズは興味深い話が続き、今週は第11回だった。最終回(13?)まで聴くことになりそうだ。
# 天皇陵の謎、倭国の古代学(いずれもサイト内)。カルチャーラジオ歴史再発見「古代史の謎~ヤマト王権の形成」(2)「邪馬台国の所在地」(NHKラジオ第2、1/7 20:30-)