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横尾忠則自伝

信じられないが、本物のサルバドール・ダリだ。「君かね、アーティストは?」ぼくの前で立ったまま言った。威圧されたぼくは立ち上がって挨拶するのも忘れてしまった。

スペイン政府に招かれた「日本のアーティスト」だ、ダリに会いたいのだが、とリクエストすると、なんと、その日の午後に邸へ来いと言われ、著者(ぼく)はカタルーニャ州カダケスへ訪ねて行く。現れたダリは、そのアーティストやらを自身の目で見てやろうとでも思ったのだろうか。横尾忠則著「ぼくなりの遊び方、行き方-横尾忠則自伝」(ちくま文庫、15年)から(p278)。時は1976年、サルバドール・ダリ(1904-1989)72歳、著者(1936-)40歳の頃の話だ。

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