西行の聞書集
- 2019/05/09 07:10
- カテゴリー:興行・放送
治承寿永の乱いわゆる源平合戦のことも西行は詠った。
西行は、保元の乱についても歌を残している。動乱そのものを題材として、戦いをまともに詠った歌人は外になく、きわめて特異なことなのだとか。東大の久保田淳名誉教授による講演から。文化講演会「西行-その歌の特色と魅力」(5/5 21時、NHKラジオ第2、2/20 学士会主催午餐会での収録)。
# 昨年生誕900年、西行(1118-1190)、俗名は佐藤義清(のりきよ)。木曽人は海の碇を沈めかねて死出の山にも入りにけるかな(聞書集227)