エントリー

生霊

  • 2019/09/18 20:42
  • カテゴリー:読み物

迎火を跨いで入って来るものがあると、どんな恰好をしていても、それが新仏さまの成変りだといって(略)郵便配達だったり、箕直しだったり

この箕(み)直しは、箕を補修する職人なのだとか(字そのままか)。落語や古い話の中には、現在では絶えた職業が時々出て来る。羅宇屋などもそうだ。引用は、久生十蘭著「生霊」から。この話には、辞書を引きたくなる語が色々と登場する。例えば、驥足、ふき(施の方を衣に替えた字)、杣など。固有名詞がさらにやっかい、「六廏越をし、荻町へ」「松助の名工柿右衛門」「妹背山の漁師鱶七」、そして「台治荘の滕県城」など。時間がある時に、よく調べてみよう。

箕作 - Wikipedia久生十蘭 生霊 - 青空文庫

ページ移動

ユーティリティ

« 2025年04月 »

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

孤立死2万人超
2025/04/27 06:01
クリス智子、あの人の本棚
2025/04/26 05:59
らくらじ2
2025/04/25 05:40
30-touchpad.conf、E200HA
2025/04/24 05:54
角幡唯介、あの人の本棚
2025/04/23 05:59
六厩越え
2025/04/22 05:57
あなたが誰かを殺した
2025/04/21 06:04
沖縄離島の有事避難案
2025/04/20 06:00
べらぼう(15)
2025/04/19 06:55
アイロンのある風景
2025/04/18 06:06

過去ログ

Feed