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坂の上の雲 (2)

  • 2020/05/12 06:36
  • カテゴリー:読み物

美に一定の基準なしとおもうとるぞな。美の基準は、各個人の感情のなかにあり、同一人物でも時が経つと基準がかわる。

正岡子規がそう言う(p321)。司馬遼太郎著「坂の上の雲 (2)」(文春文庫、99年、新装版)から。子規の死そしてロシアとの戦いが近付いて来ている。

坂の上の雲 (1)(サイト内)、統帥権という毒物の薬効と毒性(p61)、文化文明の模範として尊んできたシナ(p164)、アルフレッド・セイヤー・マハン(p233)、大津事件(p348)、ナショナリズムのない民族への軽侮(p379)

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