化学式で書いてみた
- 2020/05/31 07:17
- カテゴリー:読み物
水の沸点はもちろん100℃であり、エタノールは78℃です。これら2つの分子は、大きさのわりに高い沸点をもちます。その理由は、水もエタノールも「水素結合」を形成しているためです。
そうだったそうだった水素結合。山口悟著「身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた」(ベレ出版、20年)から(p195)。感染症騒ぎの前に予約しておいた本、ようやく順番が回って来た。残念ながら期待外れ。
参考文献のリストが、中学校・高校の参考書から始まっている。その年代向けだろうか。ニンニクのアリシン、セッケン、PET、リチウム電池、石油の分留、窒素固定など、幅広く雑多な話題が採られている。