47都道府県格差
- 2022/06/17 06:30
- カテゴリー:読み物
高知では県に専門の部門を設けて、医師を含めた医療従事者全体の人材確保を進めており、そのための研修や助成制度が整備されています。医師だけでなく人口10万人あたりの看護師数も全国1位です。
医師数、病床数とも、トップは高知県。医師数は、最下位の埼玉県に比べて2倍以上、病床数の方は、最下位の神奈川に比して約3倍。いずれも人口10万人あたりの数字(2015年)をランキング。県の方針一つでそんなにも違いが出るもんなんだな。
引用は、木原誠太郎著「47都道府県格差」(幻冬舎新書、2017年)から(p39)。
ちょっと考えてみた。人口あたりと言っても、例えば、高齢者の人口あたりで計算してみると、各都道府県の医師数は、もしかすると似たような数字になるのかもしれない。それと、コロナ禍を経た今どうなっただろうか。医療に関する方針や施策を見直した自治体が少なくないはず。