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2022年06月12日の記事は以下のとおりです。

安倍細田両氏の疑惑

サントリーが「桜を見る会」前夜祭に酒類を無償提供。疑惑が再浮上している。六紙の中では左派系3紙(朝毎東)がこれを社説で採り上げた。

「安倍氏の説明が必要だ」(東6/10)、「安倍氏の説明が不可欠だ」(毎6/7)、「今国会で説明欠かせぬ」(朝6/3)。

昨年末に安倍晋三元首相に対する捜査が終結して以降も時々社説は出ていた。昨年12月から5月までの半年間に4本。書いたのは、やはり同じ3紙だった(朝2、毎1、東1)。

一方、衆院議長の細田博之氏への苦情は様相が違う。3紙に加えて、産経も、社説で意見している。この二週間ほどで計6本、内訳は、朝2、毎1、東1、そして産2。

「衆院議長の資質欠く」(朝5/28)、「資質を疑わざるを得ない」(産5/30)、「議長の資質問われている」(毎6/4)、「議長としての資質疑う」(東6/4)、そして「覆い隠せぬ資質の欠如」(朝6/10)。

法律で決まった選挙制度改正、いわゆる10増10減、に対して繰り返し異を唱える。立法府の長にあるまじき非常識な発言だ。そりゃ各紙が、資質、資質と書き立てるだろう。それだけじゃない、女性記者へのセクハラや公職選挙法違反などの疑惑も付いている。

その細田氏に対する議長不信任決議案は否決された。「否決されたからといって、議長としての資質に疑問符のつく数々の言動が、何もなかったことにはなるまい」「細田氏は恥を知るべきだ。猛省を促したい」(産6/10)。疑惑に関して「公人として当然の説明責任を果たすべき」「説明責任を果たせず潔白を証明できないというのであれば、細田氏は身の処し方を考えるべき」(産5/30)。

残る2紙(経読)の社説は沈黙している。特に意見ないのかな。議長の資質とかに。

さて、6/6週の六紙社説では、そのほかに、露漁業協定中断、北ミサイル連射、上海封鎖解除、サル痘流行、訪日観光再開、骨太方針と防衛費、日銀総裁「値上げ許容度」発言、長崎性暴力判決、小惑星リュウグウの石にアミノ酸、持続化給付金詐欺、アジア安全保障会議などが話題になった。

六紙社説、「桜を見る会」(いずれもサイト内)。セクハラ不信任提出は細田を助けかねない 「10増10減」発言も何事もなく終結(政界地獄耳▽日刊スポーツ、6/8)

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