11/22/63
- 2022/12/08 06:26
- カテゴリー:読み物
世の中には偶然が存在する。ただし極めて稀だ。なんらかの力が働いている。この大宇宙のどこか(あるいはその舞台裏)で巨大な機械がかちかちと音をたて、その途方もなく巨大な歯車がまわっているのだ。
時間は、必然を好み、時間旅行者が企てる改変に抵抗する。引用は、スティーヴン・キング著「11/22/63」白石朗訳(文藝春秋、2013年)上巻から(p372)。上下2段組み529頁。
11/22/63-1963年11月22日、ケネディ大統領が暗殺された日。それからちょうど59年経った日に本書を読み始めた。が、今はまだ下巻の半ば辺りをめくっている。読むのに時間がかかっている。
というのは、本が分厚いということもあるけれど、就寝前の普段は読書する時間に、ここしばらくは映画を観ることが多いからだ。ABEMAの「本日無料」に良さそうな作品が並んでいるとついついクリックしてしまう。ま、その内それにも飽きて、読書のペースは元に戻って来るだろう。