恋するカレン
- 2024/08/21 06:14
- カテゴリー:音楽
キャーンドルをくーらくして~♫
「夏は大瀧詠一」と友人からのメッセージ。それには「恋するカレン」の冒頭歌詞が添えられていた。アルバム「A LONG VACATION」(1981年)の収録曲。
「恋するカレン」、いい曲。とは思ってたけれど、どんなことを歌っているのかは今一つわかってなかった。あらためてよく聴いてみた。
これって、主人公が女(「君」)にふられて、その腹いせをぶちまけている歌。女が別の男の「背中に手を回し踊るのを壁で」見ている。男のことを「見せかけの魅力」と見下し、自分を「捨て」た女のことを「哀しい女だ」と強がる。かなり見苦しい。
捨てられたとは言うものの見向きもしてもらえなかったのだろう。おそらく告白すらできずに、「抱き合う幻」を心に秘め、ずっと「片想い」。この日も、女に声をかけることはできない、壁に張り付いて、彼女の動きを目で追っていただけ。こいつこそ哀しい男だ。そして淋しい。うじうじしている。
ま、A LONG VACATIONにしても、EACH TIMEにしても、曲の雰囲気を楽しむもの。
# 大瀧詠一(サイト内)