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2024年11月の記事は以下のとおりです。

Re: Signal

シグナルでは、LINEなどのように、間にサービス事業者が介入せず、直接、相手とやり取りできる。加えて、メッセージも設定した時間が経過すると消せるため、データが残りづらい。犯罪に利用するにはなにかと好都合なのだ。

闇バイト強盗事件など犯罪で連絡用にシグナルが使われる理由。弁護士JPの記事から。

ニュースを聞いていても、シグナルには必ず秘匿性の高いという修飾語が付く。犯罪者に御用達のような印象を受け、単に通信アプリに過ぎないシグナルそのものが違法な代物と思う人たちもいるだろう。

何年か前からシグナルを使っている。WhatsAppから切り替えた。表現の自由が保障されていない国に住む友人とのやり取りもあるので、セキュリティ面などに考慮してのこと。犯罪に加担しているわけではない。

ふと、芥川龍之介著「侏儒の言葉」の一節、「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦々々しい。重大に扱わなければ危険である」が頭に浮かんだ。

Signalスマホのアプリ(いずれもサイト内)。闇バイト応募で指示役に聞かれることは?家族や職場の情報も埼玉で啓発活動(11/8)|NHK、“闇バイト”の連絡に悪用の通信アプリ「シグナル」本当の実力 知るほどに“ヤバい”非道な使い方(11/8)|弁護士JP、侏儒の言葉|青空文庫

Re: 田中一村

これは、一流だと思った。すごいと思った。

田中一村が描いた「不喰芋と蘇鐵」に初めて向き合い、西村康博氏は驚いたと言う。氏は奄美で美術の教師だった。奄美の素材で描いている、なんでこんな絵がこんなところにあるんだろう、びっくりした、と。

ザ・ライフ「無名 田中一村に魅せられた男たち」(11/2)から。この画家にまつわる番組が集中的に放送された、その一本。

無名の画家を再発見した男たちの物語。NHKのディレクターは、あの「黒潮の画譜-異端の画家・田中一村」の制作を担当した。1984年に全国放送されたあの番組だ。

都美術館での大回顧展は12/1まで。

田中一村(サイト内)。「近代日本画と田中一村~奄美で極めた魂の絵画~」▽木村多江の、いまさらですが…(NHK-Eテレ、10/28 19:30-20:00)、「無名 田中一村に魅せられた男たち」▽ザ・ライフ(NHK総合、11/2 18:05-18:30)、「奄美への道標 画家・田中一村」▽日曜美術館(NHK-Eテレ、11/3 8:00-8:45)

[ 朝刊休刊日 ]

トランプとハリスの3か月

再選を目指していたバイデン大統領が撤退を表明したのは7月下旬のこと。後継候補にはハリス氏が選ばれた。そのあたり以降、在京六紙の社説がどんなことを書いて来たか、タイトルを追ってみよう。

●民主党候補はハリス氏に
「政策を堂々と競い合え」(経8/4)、「政策論争を仕切り直せ」(朝8/7)、「うそや差別は許さない」(東8/8)、「短期決戦だからこそ政策語れ」(読8/8)、「民主党は米国覆う難題に処方箋を示せ」(経8/8)、「多様性の価値示す論戦を」(毎8/9)

●ハリス氏指名受諾演説
「政策で大統領の資質を示せ」(経8/24)、「ガラスの天井破れるか」(東8/24)、「彼女ならできるを示せるか」(読8/24)、「自らの言葉で安保を語れ」(産8/24)、「協調の視点忘れぬ論戦を」(毎8/26)、「外交指針を明確に語れ」(朝9/2)

●テレビ討論会、トランプvsハリス
「これで論戦終わらせるな」(経9/12)、「討論会をさらに重ねて」(東9/12)、「批判合戦から新局面の論争へ」(読9/12)、「世界で果たす役割見えず」(毎9/12)、「再度の機会で対中議論を」(産9/12)、「政策論議の低調を憂う」(朝9/13)

●投票一か月前
「投開票の混乱回避重要だ」(産10/6)、「混乱断固避けよ」(経10/5)、「最終盤で誰に何を訴えるのか」(読10/6)、「大統領選は新南北戦争か」(東10/13)

●もう少しで投票
「超大国にふさわしい米大統領選だったか」(経11/3)、「人気取りの米大統領選は債務膨張を招く」(経10/24)、「分断の政治 絶つ審判を」(朝10/30)、「再び混乱なら信頼を失う」(毎11/4)

●トランプ氏当選
「分断の深まりを憂慮する」(毎11/7)、「分断と憎悪の激化を憂う」(東11/7)、「自国第一の拡散に歯止めを」(朝11/7)、「同盟重視し国際秩序守れ 内向きに終始してはならない」(産11/7)、「トランプ再登場でどう変わる」(読11/7)、「トランプ次期米大統領は世界の安定脅かすな」(経11/7)

●これから
「米民主主義の信頼保つ円滑な政権移行を」(経11/8)、「二つの戦争と米国 取引外交に宿る危うさ」(毎11/8)、「米国第一の経済政策に危うさ」(経11/9)、「米国第一への備え万全に」(産11/8)、「問われる日本の主体性」(朝11/10)、「強まる保護主義 世界を揺るがす貿易戦争」(毎11/10)、「自動車産業は逆風に備えを」(経11/10)

この3か月、二人は、政策論議ではなく別の面で戦ったようだ。最終盤には「超大国にふさわしい米大統領選だったか」(経11/3)と問われる始末。特に、ハリス氏は、「自らの言葉で安保を語れ」(産8/24)と書かれてしまう程に、語れない人だったのかも。彼女に対して使われた「資質を示せ」(経8/24)という表現が、選挙の行方を示唆していたように見えたりする。もちろん、後知恵なのだけれど。

さて、11/4週の六紙社説は、そのほかに、北朝鮮ICBM、自転車の酒気帯びにも罰則、外苑の樹木伐採、同性婚判決、103万円の壁、自公国の政策協議、女川原発稼働、女性差別で国連委勧告、東証の時間延長、F1デブリ取り出し、公明代表交代、などを話題にした。

六紙社説、トランプさんの評判リーダーの引き際(いずれもサイト内)

トランプさんの評判

米大統領は、当初、大接戦になることが予想されていた。票数が確定するのに数日かかるという話も出ていたくらいだ。が、何のことはない。あっさり、呆気なく、共和党トランプ氏に決まった。圧勝と言っていいだろう。

日々訪ねるブログではどんな声があがっているだろうか、拾ってみた。

「トランプさんが勝利。世界はどうなっていくのでしょう」

「女性大統領ならず、ガラスの天井はあって、やっぱりトランプさん」

「ニュースいっぱいのアメリカになるのだろう。話題いっぱいで賑やかな方が何となくオモシロイ」

「主義主張にブレがなく実に面白い」「選挙公約に挙げた項目を着実に実行している点では正直者だと思う」

「支配欲を強める中国を抑えるべく具体的行動に移した」「習近平やロシヤのプーチン大統領とさしで話が出来る」

元大統領だ。その4年間はどんなことになったのか、良い面も悪い面も判っている。不安視する向きもあれば期待する声もある。

米大統領選の行方トランプ登場に備えよ石破首相の評判(いずれもサイト内)。ガラスの天井はこうも高くて固いのか アメリカ初の女性大統領ならず トランプ陣営は「女性」を攻撃材料にした(11/8)

東海道五十七次の旅

東海道五十三次の方が有名になったのは、歌川広重の絵があったから

五十七次の方はみんな忘れてしまっている。それほどに広重の功績は大きい。

ブラタモリのスペシャル番組で東海道五十七次なるものを取り上げていた。53の方は知っているけれど、57というものがあったのは初めて知った。大津の辺りで五十三次ルートから分岐して、伏見、淀、枚方、守口とたどり最後は大坂の高麗橋に至る。

幼少の頃に東海道五十三次のカードを集めていたことがあった。急に思い出した。永谷園のお茶漬けのパッケージに入っていたカードに歌川広重の木版画が印刷されている。雨の情景を描いた一枚が殊に好きだった。実家で探せばまだ残っているかもしれない。

ブラタモリ(サイト内)。東海道五拾三次|文化遺産オンライン、ブラタモリ「東海道五十七次の旅」▼第一夜「京都・三条大橋から伏見へ」▼第二夜「京都競馬場と石清水八幡宮へ」▼第三夜「ついにゴールの大阪へ!」(NHK総合、11/2-4 19時半)

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