テーブルの塗り直し
- 2025/02/04 06:31
- カテゴリー:工芸・美術
当家で食卓に使っている、少し背の高いBar Table。先週末、この塗装をやり直した。
このテーブルは、東京での生活を始める際に買い足した。2006年のこと、船橋のIKEAで色々と購入し、レンタカーにぎっしり積み込んだ中の一つだった。BJÖRKUDDENという商品名が付されている。大きさは、70 x 70 x 102cm。
調べてみると、そのBJÖRKは、スウェーデン語でカバノキ(英birch)を意味する。実際の見た目も白樺か何かその類のようだ。一枚板ではなく集成材、天板はもちろん脚などの部材もそう。塗装はポリウレタンだろう。
作業前にバラした。IKEAの製品だ、すべてネジ止めで組まれている。組み立て同様、バラすのも簡単。
まず、グラスファイバーに研磨剤が塗布されたヤスリでオリジナルの塗装を剥がした。ダイソーの「メッシュヤスリ」、番手は、#150、#320、#600の3枚入り。#150で荒く落とし続いて#320で磨いた。作業は家人にも参加してもらった。ベランダを真っ白にして格闘すること数時間、満足のいく地肌になった。
翌日、蜜蝋ワックスを塗った。普段よりたっぷり塗布。半日置いて、まだまだ乾かないままに#400のペーパーで油研ぎを行った。雨が降る予報だったので、家の中に移し、全パーツ廊下に並べている。数日、しっかり乾くのを待つことにしよう。
ある意味、間に合わせで買った、安物のテーブルだけれど、ずっと使って愛着がある。少し手をかけて塗り直し、さらに大切に使おうと思う。
# 蜜蝋ワックス(サイト内)