touchpad無効化、E200HA
- 2025/05/28 05:30
- カテゴリー:PC・ツール・サイト
E200HAにArchを、その10
手のひら、親指の付け根辺り、が、タッチパッドに触れて支障が出ること甚だしい。文章入力中の文字変換が滞り、ポインタがあさっての方向へ行ってしまう。
外付けのマウスに切り替えて、タッチパッドを無効化することにした。
無効化は「udev ルールを使って設定するのが最適」とArchWikiのlibinputの項目に記されている。/etc/udev/rules.d/99-libinput-ignore.rulesというファイルを置き、その中で無効にするデバイスを特定すれば良いようだ。
具体的な作業は他のサイトで知った。まず、event番号とやらを調べる。libinputコマンドでデバイスをリストにし、そこからタッチパッド(t ouch pad)の項を抽出。
$ sudo libinput list-devices | grep ouch -A 10
タッチパッド"Asus TouchPad"は、event13、と判る。さらに、その番号から、デバイスについて詳しい情報を以下のコマンドで得る。
$ udevadm info -q all -a /dev/input/event13
ずらっと並ぶ"all possible attributes in the udev rules key format"の内、ここで知りたいのは以下の3行。
SUBSYSTEMS=="input"
ATTRS{id/product}=="0101"
ATTRS{id/vendor}=="0b05"
これら3つを組み入れ、99-libinput-ignore.rulesの内容を以下とする、
ACTION=="add|change", SUBSYSTEMS=="input", ATTRS{id/product}=="0101", ATTRS{id/vendor}=="0b05", ENV{LIBINPUT_IGNORE_DEVICE}="1"
結果、タッチパッドは無効化でき、文字入力はスムーズに進むようになった。
なお、外付けマウスは、先日、内地へ出掛けた折に110円で買った有線タイプ。ここ沖縄ではもうその価格では見かけなくなっていた。
# E200HAにArchを(サイト内)。libinput|ArchWiki、Ubuntu 24.04 でタッチパッドを無効にする方法