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キーワード「沖縄」の検索結果は以下のとおりです。

沖縄復帰51年

15日は、沖縄本土復帰の日。51年経った。50年だった昨年は、在京六紙が揃って社説で採り上げた。が、今年はわずか2本(朝東)。

この一年、在日米軍施設の7割が集中する沖縄の基地事情はどうなっているだろうか。

在沖米軍は「海兵隊を改編し、離島に機動的に展開する即応部隊を創設する方針」。「基地強化の流れはいつの間にか既成事実化し、国は基地負担軽減どころか、沖縄との溝を深める方向へ突き進んでいる」(朝5/16)。

そればかりか、岸田政権は昨年12月、安保三文書を改訂し、沖縄を安全保障上極めて重要な位置にあると明記。敵基地攻撃能力保有のため、南西諸島に「自衛隊の配備が相次ぎ」、沖縄が「再び戦火に巻き込まれる」懸念が高まっている(東5/14)。

社説は意見する、

「有事への舞台作りに邁進するのではなく、近隣諸国との連携や外交努力もあわせ、基地のあり方を幅広い視野に立って考え直すべき」(朝5/16)、「沖縄が基地のない平和な島にならなければ、真の本土復帰とは言えず、日本の戦後も終わらない」(東5/14)と。

政府や本土の人たちは、一体、これら意見をどんな気持ちで読むのだろう。沖縄は「本土を守るための盾や捨て石」(東5/14)、それでいいではないか、ということなのか。

さて、5/15週の六紙社説は、そのほかに、G7財務相会議、ジャニーズの性加害問題、タイ総選挙、企業決算好調、LGBT修正案、マイナカード混乱、日米首脳会談、G7広島サミットなどを話題にした。

六紙社説、実質的にまだ占領下にある米製兵器を買わされる日本沖縄復帰50年と日米安保(いずれもサイト内)。沖縄 本土復帰51年「基地の過重負担 いまだに変わっていない」(5/15)、沖縄 本土復帰から51年 安全保障に伴う負担いっそう重く(5/15)

9人の翻訳家

優秀な教え子たちは経営者になった。創作の苦しみよりも金儲けを選んだ。芸術では食べていけない。

映画「9人の翻訳家-囚われたベストセラー」(仏ベルギー、2019年)から。

時々立ち話をする近所の窯元の奥さんが、こんなことを言ったことがある。芸大で学び、沖縄に来て長年、夫婦で陶作を続けて来たけれど、食べて行くのはそう簡単じゃなかったのよと。窯が故障したのは昨年だったか。それを機に、ご夫婦は、高齢に差し掛かっていることもあって制作を終えることにしたのだった。

芸術を追い求めるのか、それとも、商売での成功を目指すのか。これは音楽や文学でも同じだろう。内なる声に耳を傾けるのか、聴き手や読み手に媚びるのか。おそらく、両立は難しい。真の芸術家は、金儲けとは無縁で、孤高を持する。市場で認められたいと考えた途端に商売人になる。

この「9人の翻訳家」は先月末に観た。GYAOでの最後の映画になった。[Filmarks 3.7]

おまえの家華日記ABEMA(サイト内)。GYAO

「避粉地」

避粉地。そんな表現をwebで見かけた。粉は花粉症の原因となるスギやヒノキなどの花粉のこと。それを避けられる地、沖縄や、奄美、小笠原、北海道などを指すようだ。

そう。沖縄では花粉は飛んでいない。いや、皆無ではないだろうから、極々少ないと言うべきなのだろう。こちらに引っ越して来て以来、花粉症の症状は全く出ない。あれほど悩まされたのにピタリと止んで春も快適。

5年も花粉症を免れているとその存在を忘れてしまう。先日も、本州へ出掛ける計画を立てる際にうっかり花粉シーズン中の便を予約しそうになった。あぶないあぶない。東京にいる頃は1月半ばからGW頃まで症状は続いた、それを忘れないようにしないと。

帰省、20年1月健康診断、19年2月(いずれもサイト内)。花粉少ない「避粉地」へ 目も鼻も快適に旅行や仕事(3/11)

三菱重工旅客機撤退

三菱重工がジェット旅客機の開発を断念。22日に毎日新聞が社説を掲載した。これで在京六紙の社説が出揃った。

「致命傷は、TC取得のノウハウが無かったことだ」(東2/10)。TCとは機体の安全性などを証明する型式証明のこと。「技術だけでは事業化には至らないというのも、今さらではあるが重要な教訓だ。だが、果たして技術力そのものも十分だったのか」(朝2/14)

「自力で航空機全体を設計・製造する能力は不十分だった」(読2/14)。「自前の技術を過信し、海外の先進技術を取り込むことに慎重すぎた」(産2/15)

「歴代経営陣の責任は重い」「問題なのは、弱点を認識して早期に対処するという基本動作を怠ったことだ」(毎2/22)。本社・三菱重工と事業会社・三菱航空機との間で「主導権争いもあったとされる」(経2/10)

開発ノウハウ、技術力、それに経営陣の力量、どれもこれも足りない、と断ずる。各紙とも手厳しい。

その矛先は、本事業に5百億円もの血税を投じた国にも向けられる。「官庁には、有望な技術を見極める能力が欠けているという自覚が求められる」(朝2/14)と。ま、確かにそうなんだろうけれど、そう言う新聞はどうなんだ。

例えば、各紙社説は、W杯カタール大会で16強止まりだったサッカー日本代表に対して、ダメだったけれどよく頑張ったね、と手放しで称賛した。これは、良くて16強、優勝なんてあり得ないと最初から見限っていたからだ。

国産旅客機開発の失敗に対しては、どの社説も、ダメだったけれどよく頑張ったねとは言わない。これは、成功するものと勝手に決め付けていたからだろう。「有望な技術を見極める能力が欠けている」のは、官庁だけでなく新聞も、ということだ。

さて、2/20wの六紙社説は、そのほかに、北朝鮮のICBM、立憲民主党大会、米中外交トップ会談、商工中金改革、竹島の日、ガーシー氏処分、原子力規制委の議論、露ウクライナ侵略1年、核軍縮の停止、はだしのゲン、沖縄北部の無人島、マイナンバーカードの普及、日銀総裁候補の所信などを話題にした。

六紙社説、サッカー日本、戦い終えて(いずれもサイト内)

パン酵母を求めて

おもろまちのりぼんでパン焼き用のドライ酵母を買った。いわゆる赤サフ(サフ・インスタント ドライイースト、低糖パン用赤ラベル)125g入り。この量で、日々のパン焼きや家人がお菓子などをつくるのに、半年ほど保つ。

新都心と呼ばれるおもろまちは少し高台にある。地方合同庁舎や、NHK沖縄放送局、沖縄県立博物館美術館(おきみゅー)、日本銀行那覇支店などが居並ぶ。その周りには、郊外型のスーパーや家電量販店などが店を構え、国内あちこちでよく見る風景が拡がっている。

自宅から片道2キロを超えるので毎朝の散歩には少し遠い。公園がいくつかあって、休日に弁当持ってピクニックするのに好適。県道251号(通称パイプライン)の単調な坂か、泊小学校横が取っ付きのS字カーブの坂、どちらかを上って行くことが多いけれど、この度は別の道順をたどった。階段が何度か登場する徒歩ならではの趣のあるルート、二つの坂の間に最近見付けた。

りぼんは、おきみゅーの辺りから少し離れているのでさらに1キロほど歩く。お店は、バレンタインデー・フェアとかで、いつになく賑わっていた。表の駐車場では係の人が車を誘導するほどの混みよう。ちょっと驚いた。

ありふれた街(サイト内)。フード&パッケージりぼんGroupe Lesaffre|Wikipedia

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