日韓は対話継続を
- 2021/07/24 06:34
- カテゴリー:時の話題
日韓会談見送り、六紙社説はどう言っているだろうか。今朝出揃ったので見比べてみよう。
- 文大統領の来日見送り 対話の努力続けるべきだ(毎日、7/21)
- 日韓会談見送り 意思疎通を途切らすな(東京、7/21)
- 五輪外交 ともに困難を乗り越えたい(読売、7/21)
- 文氏の訪日断念 首脳会談のときではない(産経、7/21)
- 日韓会談見送り 対話の流れ強め打開を(朝日、7/22)
- 日韓は対話継続で道を開け(日経、7/24)
いずれも、基本的に、対話の努力を続けよと言っているのだが、それを強く求めるのが、両国に対してなのか、日韓どちらかなのか、そこで各紙の色が出る。
五輪の「開幕に隣国の首脳がかけつけ、友好の意思を確かめ合う。そんな最低限の善隣外交すらできないのが、日韓の現状である」「両首脳は一日も早く関係を正常化する努力を惜しんではならない」(朝日)。「対話の努力を続けることを両国の首脳に求めたい」(毎日)
文氏の訪日見送り発表後、「菅首相は『韓国側としっかり意思疎通を行いたい』と述べた。そうした姿勢を堅持し、関係改善の道を探ってほしい」(東京)。「韓国から具体策を粘り強く引きだす外交力も政府に求めたい」(日経)
関係改善には元慰安婦などの問題で「韓国側が解決策を示すことが先決だ」(読売)。「日本は揺らがず韓国の不当な振る舞いをただせばよい。会談は行動を伴う形で韓国が反日を改めた後である」(産経)
# 韓国メディアとの懇談で不適切発言 駐韓公使に厳重注意(7/17)。「五輪外交」幕開け 各国要人の来日本格化(7/22)