意識の中に過去と通じるトンネルがあるとしたら、それを開通させることは可能だろうか。意識の深いところに手がかりが埋もれていて、誰かに正しいボタンを押してもらうのを待っているのだろうか。
もしかしたら事件を解くヒントになるかもしれない。主人公カールは何かを感じて、部下のアサドに資料をかき集めるよう命じる。引用は、ユッシ・エーズラ・オールスン著「特捜部Q-檻の中の女」吉田奈保子訳(早川書房、2011年)から(p157)。シリーズ第1弾。既に第8作まで出ている。次を借りて来よう。
ラース・ヘンリク・イェンスン、それはデンマーク人のカールには「なんて平凡な名前」と映る。一方、シリア人のアサドは「変な名前ですね。そんな名前の人はあまりいないでしょう」と言いながら捜査資料の中にあったある名を思い出す。
舞台となったデンマークには行ったことがある、マドリードへ向かう途中に。往路、コペンハーゲンからの乗り継ぎ便が翌朝だったため空港ビルのホテルに泊まった。夜、数キロ向こうの首都の街へ行ってみようかとも考えたけれど、そうするにはあまりにも疲れていた。結局、乗り換えで立ち寄っただけになった。
2009/10/11 11:40 NRT-CPH SK984 A340-300 OY-KBC
2009/10/12 09:15 CPH-MAD SK581 MD82 SE-DIR
2009/10/17 11:10 MAD-CPH JK27 A320-200 EC-HRP
2009/10/17 15:45 CPH-NRT SK983 A340-300 LN-RKF
# 文庫100冊(サイト内)。プットガルテン港(p65)、イケア(p387)、ノボ(p391)