お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「立花隆」の検索結果は以下のとおりです。

Re3: 図書館の感染症対策

緊急事態宣言が出されたことを受け、三度、図書館の利用制限始まる。県立はさっそく今日から、那覇市立は明日から、いずれも15日まで臨時休館。感染者が県内で20人、40人、70人と増えて来ていたので、早晩こうなると思っていた。先日から、立花隆「天皇と東大」上下、山田風太郎明治小説全集など、大部な本をたっぷり借りている。これでしばらく読み物には困らないだろうけれど、休館が長引くかもしれず、今夕、まだ市立が開いている内にもう少し借りておいた方が良いかもしれない。

沖縄県が独自の「緊急事態宣言」(7/31)

知の旅は終わらない

  • 2020/07/30 06:06
  • カテゴリー:読み物

自分の全存在をその中に置いたときに、はじめて見えてくるものがある。あるひとりの人が、ある具体的な人間存在として、あるときある場所で、ある具体的な世界を見ている。そういう具体的な事実関係抜きの認識なんてない。あらゆる認識は、その認識が成立したときの具体的事実関係に根ざした色がついている。無色透明の認識なんてない

ある文化体系を理解をするためには、その現場へ行く必要がある。本などを読んで済ませるわけにはいかない。立花隆著「知の旅は終わらない」(文春新書、20年)から(p110)。副題は、僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと。自伝であり、自著のガイドブックも兼ねている。Mさんからのメールに本書のことがあったので最寄り図書館で借りた。

地質学者、井尻正二(p143)、田中角栄の人心掌握術(p225)、ロッキード裁判批判を斬る(p234)、一連の宇宙もの(p244)、死ぬまでに何ができるのか(p288)、政治の低劣化ワイドショー化(p306)

知的ヒントの見つけ方(サイト内)

知的ヒントの見つけ方

  • 2020/04/06 06:51
  • カテゴリー:読み物

どことなく映画を二度見している時のような感覚に何度も襲われてしまう。

還暦までとは違い、年を取って暦も二巡目になるとそんな風に感じるものなのだとか。立花隆著「知的ヒントの見つけ方」(文春新書、18年)から(p5)。月刊誌「文藝春秋」の巻頭随筆(14-17年)などから成っている。著者の博覧強記ぶりには驚かされる。

「戸塚洋二さんのこと」の項(p37)に、20インチ光電子増倍管ことが出ている。これを開発したのは、上場を果たす前の、浜松ホトニクス社だ。その会社のことは学生時代から知っていた。菅島の臨海実験所へ出かける度、皆さんが口にする社名をよく聞いていたのだ。特殊な顕微鏡や様々な光学機器を使っていた関係でその会社と行き来があったようだ。博士課程のIさんは、浜ホトと略して呼んでいた。生化学のみならず物理学にも造詣が深いそのIさんが、将来伸びる良い会社です、就職先にどうですかと、しきりにすすめてくれた。色々と熱く語ってくれたけれど、畑違いのおれはさっぱり興味が湧かない。記憶に残ったのは、飛騨の山奥で大プロジェクトが動いているということだけだった。それから何年か経ち、化学メーカーに勤めていたおれは、たまたま手にした科学誌で、カミオカンデに関する記事を読んだ。あ、これが飛騨の山奥のプロジェクトか、と遅ればせながら知ることになった。ノーベル賞級の研究に、浜ホトが多大な貢献をしたとある。こっちに就職しておけば良かったかなとその時ちらっと思ったものだ。実際にノーベル物理学賞を小柴氏が受賞するのは、さらに十数年後のことだった。

# 問うに落ちず語るに落ちる、怖(お)めず臆せず、恬淡、陥穽、20インチ光電子増倍管開発ストーリーウニハンドブック(サイト内)

夕立と雨雲レーダー

水曜日は芸大の公開講座の日。いつものように17時半過ぎに家を出た。半分くらい来たところで、ざあと雨が降り出した。傘がない。ちょうど通りかかった松川公民館の軒を借りて雨宿り。サークル活動でおじいおばあが踊る社交ダンスを横目に、スマホで雨雲レーダーをチェックした。夕立のようだ。10分ほどで止むと判断。

小降りになったのでまた歩き始めた。日も差して来てこれは大丈夫だなと思いきや、またざあと来た。ファミマに入ってレーダー図を見た。雨雲通過にもう少しかかることを確認。今回はぜひ聴きたい回だ、タクシー代を払っても行く価値はあると思いながらも、もう少し待ってみようと立ち読み。立花隆氏が、トランプさんの大使館エルサレム移転について苦言を呈していた。それを読む数分で雨も小降りに。そこから大学まで濡れずに歩き通すことができた。講座開始ぎりぎりに到着。

気象庁|雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)

ページ移動

  • ページ
  • 1
  • 2
  • 3

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

小林稔侍▽私の人生手帖
2024/05/06 06:10
憲法施行77年
2024/05/05 05:48
Re3: たそがれ清兵衛
2024/05/04 06:18
終わらない戦争
2024/05/03 05:45
北部の山沿いって、どこ
2024/05/02 06:05
ホームベーカリー
2024/05/01 06:01
衆院3補選で自民全敗
2024/04/30 05:57
Re: 二重小協奏曲ヘ長調
2024/04/29 06:00
社会不安高めるSNS悪用
2024/04/28 05:57
走り梅雨、2024年
2024/04/27 06:05

Feed