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知の旅は終わらない

  • 2020/07/30 06:06
  • カテゴリー:読み物

自分の全存在をその中に置いたときに、はじめて見えてくるものがある。あるひとりの人が、ある具体的な人間存在として、あるときある場所で、ある具体的な世界を見ている。そういう具体的な事実関係抜きの認識なんてない。あらゆる認識は、その認識が成立したときの具体的事実関係に根ざした色がついている。無色透明の認識なんてない

ある文化体系を理解をするためには、その現場へ行く必要がある。本などを読んで済ませるわけにはいかない。立花隆著「知の旅は終わらない」(文春新書、20年)から(p110)。副題は、僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと。自伝であり、自著のガイドブックも兼ねている。Mさんからのメールに本書のことがあったので最寄り図書館で借りた。

地質学者、井尻正二(p143)、田中角栄の人心掌握術(p225)、ロッキード裁判批判を斬る(p234)、一連の宇宙もの(p244)、死ぬまでに何ができるのか(p288)、政治の低劣化ワイドショー化(p306)

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