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キーワード「ユーミン」の検索結果は以下のとおりです。

ダイソーの500円イヤホン

  • 2024/04/22 06:02
  • カテゴリー:音楽

木工教室への道中、イヤホン(RP-HJE150)が断線した。帰りにダイソーに立ち寄って間に合わせで一つ購入。ハイレゾ対応と銘打った500円イヤホン(#6088)を選んだ。スマホも音源もハイレゾ対応ではないものの、もしかしたら、そこそこいい音を鳴らすのではと期待して。ダイナミック型10mmドライバ、20~40,000Hz。

さっそく帰り道で聴いてみた。まず驚いたのは低音が異様に鳴ること。オルガン曲が合うに違いないと、バッハのパッサカリアとフーガ(BWV582)に切り替えた。なんだこれは、ペダルの下のCの音が鳴る鳴る。こりゃスゴい。次に、ヴィヴァルディの協奏曲。Benkocsのファゴットで。解像度や音場の広がり、特に支障は感じられない。

ただ、刺さるような高音が気になる。ポップスを聴くと、案の定、よろしくない。低音も強いので、いわゆるドンシャリだ。これはイコライザーで中音寄りに設定すると、だいぶ改善される。試しに聴いたのは、山下達郎「風の回廊」や、ユーミン「Wanderers」、A・ハモンド「カルフォルニアの青い空」、麻生よう子「逃避行」など。悪くない。

マイクが付いているので、今度、電話で話す時も使ってみようと思う。

イヤホンが断線(サイト内)。十二平均律の周波数一覧表

ユーミンの罪

  • 2024/04/16 05:55
  • カテゴリー:読み物

刹那を切り取り、積み重ねていくことで、永遠を目指す。そんな意識が込められているような気がする、ユーミンのごく初期の歌。

刹那の輝きと、永遠の魔力。両者を手に入れとようとするユーミンの姿勢は、後々もずっと生き続けている気がしてならないと著者は言う。酒井順子著「ユーミンの罪」(講談社現代新書、2013年)から(p17)。

「読んだらすぐに理解できるタイプの散文ばかり書いている」著者が、デビューアルバムまで遡って、「わけのわからないところからじんわりイメージが滲み出てくる」歌詞を読み解く。雑誌連載時のタイトルは「文学としてのユーミン」。

引用部分の「ごく初期の歌」とは、デビューアルバム「ひこうき雲」(1973年)に収録された「空と海の輝きに向けて」。歌詞に散りばめられた「月」「門出」「海原」は、威勢のいい「熟田津に船乗りせむと月待てば~」(万葉集、巻1-8)を彷彿とさせる。けれど、続く「ただひとり帆を上げる」「命の舵を取ろう」からは、長く険しい人生行路への覚悟が読み取れる。「雲帆を挂けて滄海を済らん」と詠む、李白の「行路難」のようだ。

ユーミン(サイト内)。ウィリアム・ブレイク「無垢の予兆」

験なき物を思はずは

  • 2024/04/02 05:55
  • カテゴリー:読み物

験なき物を思はずは一坏の濁れる酒を飲むべくあるらし

万葉集の巻3、第338番。「考えても仕方ない物思いをしないで、一杯の濁り洒を飲むのがよいらしい」。作者の大伴旅人は、妻を想う、死んでしまって二度と逢えない妻を。

今の心情にぴったり来る歌はないものかと、万葉集だったりユーミンの古い曲だったり色々と眺めている。昨夜は旅人が詠んだこの歌を胸に酒を飲んだのだった。

考えても仕方ない物思いか、そうなんだよな。そんなことに想いを巡らせているくらいなら酒を飲んで酔っぱらってしまう方が良い。ほんとそう思う。そう思って酒を飲むのだけれど益々物思いに沈むことになったりする。

あれは岐路だったんだな験なき恋をもするか出逢う順番選択を間違えた場合に迷い道ビフォア・サンセット性格はかえられるのか国境の南、太陽の西万葉の歌十選(いずれもサイト内)。万葉百科|奈良県立万葉文化館、ユーミンと古き日本の心|ブルカニロ博士の研究室

あれは岐路だったんだな

  • 2024/04/01 06:10
  • カテゴリー:音楽

カード一枚ひくように、決まるさだめがとてもこわい

ユーミンのアルバム「14番目の月」(1976年)に収録の「朝陽の中で微笑んで」から。

選ばなかったから失うのだと悲しい想いが胸をつらぬく

これは、アルバム「OLIVE」(1979年)の「青いエアメイル」から。この2曲どちらも若い頃からずっと心に残っている歌。

岐路に立った時の選択について考えている。あの時、これを選択したからこうなった、その時、あっちを選ばなかったから今こうなっている。当時いずれもそれが岐路だとしっかり認識できていなかった。それが辛さをより強くする。昔のことをあれこれ考えてもしようがないことだけれど、今2024年の春、そんなことを思い返さずにはいられない。

選択を間違えた場合に迷い道(いずれもサイト内)

験なき恋をもするか

  • 2024/03/30 06:06
  • カテゴリー:音楽

験なき恋をもするか夕されば人の手まきて寝らむ児故に

万葉集の巻11、第2599番。恋しても仕方ない恋をしたものだ、夜になれば、ほかの男の手を枕に寝ているだろうあの子を相手に。そんな意味だろうか。

ユーミンの「かんらん車」が思い浮かんだ。アルバム「流線形'80」(1978年)に収録されている。この歌にこういう歌詞がある、「きっとあなたは窓の外を見てる、あの人の肩を抱き寄せて」。

詠み手が男か女かという違いはある。自分の恋は思い通りにはいかない。恋する相手は別の人と暮らす、その情景が心にある。今も昔も人は失恋と嫉妬に苦しむ。

万葉の歌十選田辺聖子さん死去ユーミンのアルバム十選(いずれもサイト内)。ユーミンと古き日本の心|ブルカニロ博士の研究室

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