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キーワード「相撲」の検索結果は以下のとおりです。

優勝を逃した大栄翔

2番の相撲ともペースも内容も完全に大栄翔のものだったが(略)2度、同じ過ちを繰り返した

大栄翔は、対霧馬山戦、本割、優勝決定戦ともに勝てず、優勝を逃した。引用は、北の富士コラムはやわざ御免(中日スポーツ、3/27)から。「気負い過ぎ」、「勝ちを急ぎ、詰めを誤ってしまった」。

webニュースのタイトルに霧馬山優勝とあるのを見て、意外な結果だなと思っていた。平日ならNHKらじる★らじるの「聴き逃し」で聞く19時のニュースがその日の結果を教えてくれるのだけれど土日にそれはない。千秋楽の様子はコラムはやわざ御免で知ったような次第。

今場所は一人ずつしかいない横綱と大関がお休み。そのコラムも、「もし横綱、大関が東西に4人も5人もそろっていたころなら」と嘆く。が、最近読み始めた別のサイトには、大相撲が面白くなって来たとある。色んな意見がある。

エルボー白鵬優勝横綱白鵬が引退へ日々読むブログ(いずれもサイト内)。2番続けて大栄翔のペースだったのに…霧馬山のしぶとさを忘れてしまったか|北の富士コラム

蒼ざめた馬

とは言え、快楽を求めるのは正解かもね。明日にはみんな死ぬんだから。世界が終わるのよ、新聞を信じるなら。

主人公の親友デイビット・アーディングリー、彼の伯母さんが言う。「蒼ざめた馬」BBC版から。若隆景が豪快に決めた大技「送りつり落とし」(大相撲春場所七日目、3/19)を見てみようとNHKプラスを開いた折に、クリスティー原作のそのドラマに気付いた。配信期限に間に合い観ることができた。

夫の話が嘘だったことに妻が気付く場面。ピアノ曲が静かに流れる中、嫉妬に狂う彼女の心情が剥き出しになる。「焼き餅は遠火に焼けよ焼く人の胸も焦がさず味わいもよし」とはだいぶ程遠い。そのピアノ曲は、サティ作曲「グノシエンヌ」の1番。

10年前にこんなことを書いている(「タリウム」2012/1/14 8:45)。昨日(1/13)、国内大手製薬メーカーの研究所での傷害事件が報じられた。同僚たちに毒を盛ったということだった。使われたのは硫酸タリウム。この記事を目にしたとき、アガサ・クリスティの小説を思い出した。その小説「蒼ざめた馬」を読んだわけじゃなく、高木仁三郎著「元素の小事典」のタリウムの項で、その小説に触れられていることを覚えていた云々

これ以外にも、1981年福岡、1991年東京、2005年静岡など、タリウムを盛る死傷事件がいくつかあったことをwebで知った。

# アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬「前編」(NHK総合、3/13 23時)。若隆景の豪快な投げを見て思い出した千代の富士の相撲…強くなる過程、そっくりではないか|北の富士コラム。「同僚困らせようと思った」 タリウム混入容疑の研究員(2012/1/14)、東大タリウム毒殺事件

大延長

  • 2022/01/26 06:22
  • カテゴリー:読み物

卑屈と謙虚は違う。謙虚さを忘れたら人は駄目になるが、卑屈になったらもっと駄目になる

堂場瞬一著「大延長」(実業之日本社、2007年)から(p41)。舞台は、高校野球夏の甲子園。決勝戦が15回で決着がつかず翌日再試合となる。それもまた延長戦にもつれ込む。

投手は一年前に右膝の半月板を手術して再びマウンドに戻って来た。決戦の土壇場になってその古傷が彼を苦しめる。初場所の照ノ富士も似たような状況にあったようだ。12日目に土俵下に転落し古傷を痛めてしまう。左の膝だ。「今後の事を考えると、とても相撲が取れる状態ではなかった」と北の富士さんは記している。投手はその夏の怪我で選手生命に幕を閉じた。横綱はどうだろう。何事も無かったようにまた土俵に戻って来るだろうか。

チーム(サイト内)。相撲の神様は時に意地の悪いことをする 照ノ富士は膝をしっかり治して(1/24)|北の富士コラム

近付く引退

全盛期がないと、終えられないでしょう。

近藤正和七段インタビュー#3、その5ページ目、引退が近付いているという段落から。近藤棋士の場合、2004年度に、勝率第一位賞と連勝賞を受賞している。たいへん判りやすい全盛期であり勲章だ。

それは、プロ棋士ならではの事情だと思う。勝ち負けが明確で、対する相手はごく限られる。大相撲もそうだ。閉じた世界の中で白黒がつく。全盛期や勲章について語ることは、比較的、容易だろう。

普通はそうはいかない。多くの人は、茫漠とした世界で手探りするように生きている。時にこんなことも起こる、

ある会社を辞めようとする私に、おまえは勲章を手にすることができたのか、と問うた上司がいた。日々十分なコミュニケーションを図って来たつもりだったので、この質問には驚かされた。私が、どんな役割を認識し、何を目指し、どうやり遂げたのか、しっかり見てくれているとばかり思っていたからだ。

例えるなら、どの山に登ろうとしているのか、どのルートからアプローチしているのか、周りからは何も見えていない、そういうことなのかもしれない。山登りをしていることさえ気付かれていない、それくらいに思っておいた方が良さそうだ。それだからこそ、何をやっている、どこを目指す、今どのあたりにいる、と、自分自身で常に見極めていることが肝心なんだろう。

PCは使わず、研究会もしない アナログすぎる棋士は“藤井聡太時代”の将棋界で何を思うのか 近藤正和七段インタビュー#3(10/9)|文春オンライン「観る将棋、読む将棋」

横綱白鵬が引退へ

白鵬が現役を引退する。六紙社説では日経を除く5紙がこの話題を採り上げ、大横綱の功労を称えている。それとともに、角界に問う。スター力士が土俵を去って大丈夫なのか、次世代を担う有望な若手力士は育っているのかと。

ざっと読み通して二点ほど思うことがあった。

白鵬称賛の声に、「巨漢力士の大味なぶつかり合いが多かった時代に、柔軟な体を生かした速くて多彩な技」(朝日)や、「四股・テッポウなどの基本を徹底する姿勢」(読売)がある。真のライバルと期待された「稀勢の里もけがに泣いた」(東京)ともある。これらの記述から、太り過ぎ、稽古不足、けが、その悪循環にはまり込み、成績を上げられない力士が少なくないことが容易に類推できる。

大相撲は、「相撲道の伝統や精神」(読売)を謳いながらも、「懸賞や観客」(東京)を前提とする興行に過ぎない。興行なのだから客を喜ばせようと、例えばプロレスのように勝負を演出しようものなら「八百長」(毎日)と激しく咎められる。かち上げや「けんか腰の張り手」(産経)など荒々しい取り口は、ルール違反でもないのに批判され、「万歳や三本締め」(同)は神事にそぐわないと叱責される。「女人禁制」(朝日)の件はうやむやか。中途半端と言うか、説明が足りていないと言うか、時代に即していないと言うか、もやもやしたものが漂っている。

9/27wの六紙社説は、白鵬引退のほかに、中台TPP加入申請や、自民新総裁に岸田氏、部落地名裁判、大阪3歳児殺害、北の極超音速ミサイル、緊急事態全面解除、デジタル庁接待、三菱電機不正、眞子さまご結婚などを題材にした。

休場続出、19年九州場所(サイト内)。私も随分白鵬の言動には苦言を呈してきたが…立派な部屋と力士をつくってくれ|北の富士コラム特別編

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