沖縄県の高山
- 2018/06/06 07:02
- カテゴリー:読み物
少し山の話になった折、沖縄には高い山はないので、海を楽しんだら、と M さんは言った。ご自身はどうやらダイバーらしいのだが、シュノーケリングがいいよと。
たまたま、牧志の図書館で「日本百低山」(幻冬舎、17年)という本を見かけた。沖縄から二つの山が紹介されている。石垣島にある県最高峰の於茂登岳(526m)、それと沖縄本島で最も高い与那覇岳(503m)。県の高山二つが低山ガイドに載っている。確かに高い山はない。
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少し山の話になった折、沖縄には高い山はないので、海を楽しんだら、と M さんは言った。ご自身はどうやらダイバーらしいのだが、シュノーケリングがいいよと。
たまたま、牧志の図書館で「日本百低山」(幻冬舎、17年)という本を見かけた。沖縄から二つの山が紹介されている。石垣島にある県最高峰の於茂登岳(526m)、それと沖縄本島で最も高い与那覇岳(503m)。県の高山二つが低山ガイドに載っている。確かに高い山はない。
首里に十字路や見通せるような真っ直ぐな道がないのは、「魔物」を通りぬけさせないためだ
と、古老の言葉を紹介している。与那原恵著「首里城への坂道 - 鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像」(筑摩書房、13年)から(p5)。古都首里に限ったことではなく、那覇でそのような小路は、例えば、旧崇元寺の丘側エリアや、壺屋から牧志にかけて、などにも残っている。
副題が、この本の中身をよく表している。琉球文化のフィールドワーカー、鎌倉芳太郎、「彼以上に、琉球と対話し、観察し、記録した人間はいない。沖縄本島各地、宮古・八重山・奄美の島々をくまなく歩き、琉球のすべてをとらえようとした彼がテーマとしたのは、芸術、文化、歴史、民俗、宗教、言語など、幅広いことも、ほかに例をみない。」
加工貿易に関連して、その1
近代沖縄の織物産業では、織るための原材料を遠く離れた地域から調達した事例がある。生糸を岐阜などから、苧麻を今帰仁や台湾などから。という話を先週聞いた(→ 琉球・沖縄の技術史)。これはもしかすると、産業構造が、材料立地から加工貿易へと切り替わる過程を示しているのでは、と思った。
加工貿易について少し調べてみた。最寄り図書館のサイトで、「加工貿易」で簡易検索すると「みつかりません」と出る。貿易に、もう一つ言葉を掛け合わせてみた。加工や、大正、明治、繊維など。検索結果の内から四冊を借りて来た。
戦前の日本の代表的な産業で、特に生糸や綿織物は輸出品の中心でした。
まずはこういう基本を再確認しておこう。当時の日本は、生糸を売って軍艦を買った。引用は、「日本のすがた~表とグラフでみる社会科資料集」(矢野恒太記念会、17年)、繊維工業の説明から(p112)。
加工貿易に関連して、その2
織物では芭蕉布がかなり古くから織られており、16世紀には高度な技術をもっていたと思われます。16世紀末には、宮古・八重山では苧麻を材料にした上布が、久米島では17世紀に養蚕の技術が伝わって紬が織られました。
新城俊昭著「改訂 ジュニア版 琉球・沖縄史~沖縄をよく知るための歴史教科書」(編集工房東洋企画、14年)、第三部近世琉球の時代 第4章薩摩の侵略 (7)近世琉球の文化-芸能・工芸 から(p142)。
昨夜、酒を飲んでいるときに揺れた。すぐにラジオを点けたが何も言わない。気象庁のサイトで確認した。
平成30年5月25日19時06分ころ、地震がありました。震源地は、沖縄本島近海(北緯26.5度、東経127.2度)で、震源の深さは約60km、地震の規模(マグニチュード)は4.4と推定されます。この地震による津波の心配はありません。
確か、その前の晩にも地震があった。気象庁の記録には、24日20時12分ころ、沖縄本島北西沖、M4.5、最大震度1、とある。