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首里城への坂道

  • 2018/06/02 22:20
  • カテゴリー:読み物

首里に十字路や見通せるような真っ直ぐな道がないのは、「魔物」を通りぬけさせないためだ

と、古老の言葉を紹介している。与那原恵著「首里城への坂道 - 鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像」(筑摩書房、13年)から(p5)。古都首里に限ったことではなく、那覇でそのような小路は、例えば、旧崇元寺の丘側エリアや、壺屋から牧志にかけて、などにも残っている。

副題が、この本の中身をよく表している。琉球文化のフィールドワーカー、鎌倉芳太郎、「彼以上に、琉球と対話し、観察し、記録した人間はいない。沖縄本島各地、宮古・八重山・奄美の島々をくまなく歩き、琉球のすべてをとらえようとした彼がテーマとしたのは、芸術、文化、歴史、民俗、宗教、言語など、幅広いことも、ほかに例をみない。」

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