近世琉球の織物
- 2018/05/28 08:49
- カテゴリー:工芸・美術
加工貿易に関連して、その2
織物では芭蕉布がかなり古くから織られており、16世紀には高度な技術をもっていたと思われます。16世紀末には、宮古・八重山では苧麻を材料にした上布が、久米島では17世紀に養蚕の技術が伝わって紬が織られました。
新城俊昭著「改訂 ジュニア版 琉球・沖縄史~沖縄をよく知るための歴史教科書」(編集工房東洋企画、14年)、第三部近世琉球の時代 第4章薩摩の侵略 (7)近世琉球の文化-芸能・工芸 から(p142)。