お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「カラヤン」の検索結果は以下のとおりです。

パッヘルベルのカノン

  • 2025/01/28 06:56
  • カテゴリー:音楽

直接的にパッヘルベルのカノンの引用ですね。これは山下さんの一人アカペラ、つまり全ての声を自らが発して多重録音している。

山下達郎「クリスマス・イブ」(1983年)の間奏部分に関するコメント。一か月ほど前に放送された「江﨑文武のBorderless Music Dig!」は、山下達郎のその曲がお題だった。

番組は、カノン進行の解説から始まる。パッヘルベルの「カノン」、その中で使われる循環進行で、名前の由来になっている。「クリスマス・イブ」は、曲全体を通してカノン進行をベースにして作られている。さらに間奏にパッヘルベルのカノンを引用して念が入っているということだ。

間奏にパッヘルベルのカノンと言えば、これはビートルズが「In My Life」(1965年)の中でやっている。ハープシコードのようなバロックっぽい音色がする。

この江﨑さんの番組の中では、Trevor Pinnock指揮、The English Concertによるパッヘルベルのカノンが流れた。20秒ほどだったけれど、なかなか良い演奏に聞こえた。残念ながらこれは手元にはない。

手元にあるのは、例えば、Reinhard Goebelら、Musica Antiqua Kölnの古楽器演奏、古いところでは、Karl Münchinger指揮、Stuttgart Chamber Orchestraなど。Paillard室内管の演奏もある。千住真理子さんが多重録音したものや、The Swingle Singersの合唱、冨田勲のシンセサイザー演奏などもある。

随分昔、カラヤン指揮の演奏を好んで聴いていた頃があった。AlbinoniのAdagioとカップリングされた8センチCDだった。どこへ行ったのだろう、今は見当たらない。

この機会に手当たり次第あらためてざっと聴いてみた。とりわけ、Paillardらの演奏が性に合うようだ。The Swingle Singersも良い。パッヘルベルを集中的に聴くようなことがたまにはあってもいいと思った。

川の流れのように(サイト内)。江﨑文武のBorderless Music Dig!「クリスマス・イブ」(NHK-FM、2024/12/22 21:50)

新春の音楽、25年

  • 2025/01/02 05:50
  • カテゴリー:音楽

きのう元旦のお昼、お正月らしいものをつまみながらお屠蘇をして、お雑煮を食べた。そのあいだ低い音で音楽を流しておいた。

箏の音が聴きたいという家人のリクエストに応えて「春の曲」などをかけたあとは、モーツアルトを選んだ。ベームのハフナー・セレナーデ(WPh、1970年)、レヴァインでアイネクライネナハトムジーク(WPh、1982年)、そして、パッシンらGerman Wind Soloistsのグランパルティータ(1987年)。

続いて、パスキエ・トリオのK563(60年代)を聴き始めた頃に食後のお茶になった。その機にモーツアルトは止めて、ラフマニノフのPf協2番に替えた、さらに音量を下げて。ソロはワイゼンベルク、指揮はカラヤン(BPh、1972年)。珍しくこの曲を引っぱり出したのは昨年の大河ドラマ「光る君へ」に感化されたからだろうか。

朱曉玫(Xiao-Mei Zhu)が弾くバッハのフランス組曲を聴きながら洗い物などキッチンの片付けを済ませた。

ベームレヴァインカラヤン光る君へ朱(Zhu)のフランス組曲(いずれもサイト内)。箏曲「春の曲」「初若菜」「吉野山」▽初春の調べ(NHK-FM、2019/1/2 7:20)

イシュトヴァン・ケルテス

  • 2023/03/13 06:17
  • カテゴリー:音楽

クラウディオ・アバード、ズービン・メータ、ローリン・マーツェル、イシュトヴァン・ケルテス、小澤征爾

カラヤンとバーンスタインを双璧とするならその後に断層があり、この5人が次代を担う逸材と期待された。オーマンディも、カラヤン自身も、同じ5人を挙げたと言う。

神保ケイ一郎著「クラシック音楽鑑賞事典」(講談社学術文庫、1983年)から(p905)。著者のケイの字は王偏に景。「名曲をたずねて」改題。

指揮者は長生きする人が多い。この5人もその傾向にある。が、一人ケルテスは43歳の若さで逝ってしまった。今年で没後50年になる。

もしかして、5人の内一番の大器を一番に失ったのではないだろうか。存命の方でもキャリアの最終盤にある今、振り返ってみてそんな風に思う。もちろん、根拠薄弱な個人的感想に過ぎない。5人の業績を知り尽くしているわけじゃない、極端に少ないはずのケルテスの盤とて全部は知らないのだから。

いくつか聴いたケルテス指揮の演奏の中で特に印象深いのはセレナーデ2曲。一つはドボルザークの管楽セレナーデ ニ短調(LSO、1968年)。土の匂いがするこの曲を知ったのはこの音源でだった。そしてモーツアルトのセレナーデ ト長調、K525(WPh、1963年)。衒いも仕掛けも一切ない流麗なスタイル。いつ聴いても、アイネ・クライネ・ナハトムジークはこうでなくては、と思わせてくれる。

イシュトヴァン・ケルテス|Wikipedia、スイトナー(SKD、1960年)、オルフェウス室内管(1985年)

Eugene Ormandy (1899-1985)
Herbert von Karajan (1908-1989)
Leonard Bernstein (1918-1990)
István Kertész (1929-1973)
Lorin Maazel (1930-2014)
Claudio Abbado (1933-2014)
Seiji Ozawa (1935-)
Zubin Mehta (1936-)

[ 朝刊休刊日 ]

三人で演奏する「第九」

  • 2022/12/30 06:08
  • カテゴリー:音楽

年末に「第九」を聴く習慣はないけれど、今年偶々この時期に耳にすることになった。それも二つ。まず、スウィトナー指揮シュターツカペレ・ベルリンの演奏(1982年)、これは素晴らしい、脱帽。もう一つは、三人で演奏する「第九」。リストが2台のピアノのために編曲した版にティンパニがオリジナルの譜面通りに併奏している。世界初録音。

Beethoven, Symphony No.9 in d minor op.125
Arranged by Liszt for two pianos (1851)
Supplemented by Beethoven's original timpani part
Olha Chipak and Oleksiy Kushnir, Pf
Francisco Manuel Anguas Rodriguez, Timp
Recorded 2021
[GENUIN 21766]

聴く前から第2楽章を楽しみにした。オケの演奏で、ティンパニ協奏曲かと思わせる快演が時々あるからだ。そこまで派手ではないけれど、期待通り2楽章の出来が良い。他楽章もこの打楽器の効果でキリっと引き締まる。3人の奏者は達者。録音も良い、バランスや響きが上手く処理されている。ピアノだけのリスト編は聴こうとは思わないけれど、この盤ならまた楽しめそうだ。

今年、ここの音楽カテゴリーはこれで39件目。内34件は広義のクラシック音楽がらみ。その中にこの「第九」のような編曲もの(transcription)は9件もあった。9÷34、26%。実際に聴いている時間はそんな比率じゃない、オリジナルを聴くことが圧倒的に多い。が、その中身たるや、馴染みの作曲家や、楽曲、演奏ばかり。このトシになると好みは、ほぼ固まっている。環境みたいなものだ。それに比べて、編曲ものは、ある意味、刺激がある。勢いここにメモすることになる。ま、そういうことだろう。

「歓喜の歌」来年、150周年(いずれもサイト内)。フルトヴェングラー(バイロイト祝祭管、1951年)、カラヤン(BPh、1962年)

落穂拾い、22年2月

Dropboxの中を整理。ここに載せようと思いながらも書き掛けになったままのファイルを片付けた。タイトル(候補)をメモしておこう。

2020年、小澤のボレロ(6月)、モジュラージャックRJ11とRJ45(6月)、カメラボタンのキーアサイン変更(6月)、拝謁記と「東宮ちゃん」(6月)、腐ったリンゴとフルーツバスケット(9月)、エールベルガーでK191(9月)、Lightning Browser(9月)、作曲家と著作権(11月)、大崎さん(11月)、チェリビダッケの展覧会の絵(12月)

2021年、行進曲のトリオ十選(1月)、LA Phil(2月)、旧作品の図面化(2月)、テレビや新聞のタブー(4月)、魯迅の「故郷」(5月)、Re2:国産ワクチンの遅れ(6月)、税収増(7月)、電話リレーサービス料(9月)、パッサカリアとフーガ(10月)、NHK解説委員室(10月)、お文の魂(10月)、ブラームス作品56b(10月)、LMDE4(11月)

2022年、カラヤンの第9(1月)、EVと銀行(1月)、Linux本、2冊(1月)、Googleの音声サービスのアップデート(1月)、サラリーマンの舞台(2月)、アンナ・マグダレーナのための音楽帖(2月)、Nielsen Wind Quintet Op43(2月)、自律的に動く組織(2月)

Dropbox(サイト内)

ページ移動

  • ページ
  • 1
  • 2

ユーティリティ

« 2025年03月 »

- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

Feed