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キーワード「レスピーギ」の検索結果は以下のとおりです。

古風な舞曲とアリア

  • 2023/08/22 05:58
  • カテゴリー:音楽

元の旋律と和声はそのまま活かし、管弦楽ならではの彩りや躍動感、また弦楽合奏での重厚感を編み出した。

らじる★らじるの聴き逃しでクラシックカフェを聴いていると、レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」がかかった。第1から第3まである組曲全曲だった。レスピーギは、ローマのサンタ・チェチリア音楽院の教授を務めていた時、16-17世紀のリュート音楽の楽譜集を発見し、そこから取材した。

Ottorino Respighi
The Complete Ancient Airs & Dances
Conductor, Richard Hickox
Ensemble, Sinfonia 21
Recorded June 8-9, 1995

この日はヒコックス指揮の演奏だった。全体を通して厭きさせない。とは言え、緊張感に支配されているわけでもない。しっとりと良い感じで聴かせてくれる。ことに第2組曲の「パリの鐘」には感銘を受けた。

組曲全曲の演奏は、手元には、Orchestra Sinfonica di Roma, Francesco La Vecchia の盤がある。今回あらためて聴いたけれど、粗雑な感じがして楽しめなかった。

古風な協奏曲交響的舞曲(いずれもサイト内)。レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」全曲ほか▽クラシックカフェ▽(NHK-FM、8/15 14時)、Respighi* - Sinfonia 21, Richard Hickox – The Complete Ancient Airs & Dances|Discogs

ボッティチェリの三枚の絵

  • 2023/05/27 06:11
  • カテゴリー:音楽

演奏される機会はあまり多くないのではないだろうか。レスピーギ作曲「ボッティチェリの三枚の絵」。ルネサンス期の画家ボッティチェリの三枚の絵にインスピレーションを得て作曲された。三枚の絵とは、春、東方三博士の礼拝、そして、ヴィーナスの誕生。

先月、絵画にまつわる曲を特集したクラシックカフェで一曲目にかかった。演奏は、クラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティ(録音1987年)。なんと言えばいいだろうか、スコアを特に研究することなく、一度通して、すぐに録音した、というような熱意が感じられない軽薄な演奏。

手元の音源を取り出して聴き直した。こちらでは、作曲家の意図が十分に尊重され、色彩感あふれる本来の姿が浮かび上がって来る。エキゾチックな雰囲気も伝わって来る。この曲はこうでなくては。

Ottorino Respighi
"Trittivo Botticelliano"
Hugh Wolff
St. Paul Chamber Orchestra
Recorded 1993

ブラジルの印象古風な協奏曲ドビュッシー「海」(いずれもサイト内)。クラシックカフェ▽「ボッティチェリの三枚の絵」ほか(NHK-FM、4/4 14時)

ブラジルの印象

  • 2022/11/12 06:26
  • カテゴリー:音楽

NHKラジオの聴き逃しでクラシック音楽番組を聞いていたら、あの有名な「怒りの日」の旋律が流れて来た。レスピーギの曲だった。

レスピーギ作曲
「ブラジルの印象」
(管弦楽)シンシナティ交響楽団
(指揮)ヘスス・ロペス・コボス
(18分57秒)録音1993年

IMSLPのスコアで調べると、第2曲「ブタンタン」の終わり部分だった。楽譜の練習番号ではちょうど16のところ。ブタンタンは、Wikiによると、サンパウロにあるバイオの研究機関で、毒蛇やサソリなどから毒物を抽出し抗毒素や医薬品を研究開発しているのだとか。有毒生物と「怒りの日」、死にまつわるシンプルな連想だ。

レスピーギ(サイト内)。クラシックカフェ▽ミヨーの「ブラジルへの郷愁」他(NHK-FM、11/7 14時)、Impressioni brasiliane (Respighi, Ottorino)|IMSLP、怒りの日|Wikipedia、Instituto Butantan|Wikipedia、Respighi / Jesús López-Cobos, Cincinnati Symphony Orchestra – Brazilian Impressions|Discogs

パッサカリア編曲版

  • 2022/07/04 06:08
  • カテゴリー:音楽

変奏曲の一種であるパッサカリアとフーガが密接に結び付き壮麗な音楽世界を作った。この傑作に後世の音楽家たちも刺激を受け編曲版がいくつも書かれた。

先週の金曜日(7/1)、N響定期の番組でそんな紹介があった。元はオルガン曲の「パッサカリアとフーガ ハ短調」。実際この編曲版を耳にする機会は少なくない。この一年ほどで以下の4つを新たに聴いた。

オケなど大編成のバージョンは、レスピーギ編が素晴らしいので、他は物足りない。

N響第1961回定期公演Bプログラム
バッハ作曲(鈴木優人編)
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
指揮:鈴木優人
収録、2022年6月22日サントリーホール
(NHK-FM、ベストオブクラシック、7/1 19:30-)

Passacaglia C minor BWV 582, transcribed by Evgeni Koroliov
Duo Koroliov: Evgeni Koroliov and Ljupka Hadzigeorgieva
Instrument: Steinway D-274
Recorded: Christuskirche Berlin-Dahlem, Germany. November 2010
[TACET 192]

「パッサカリアとフーガ ハ短調」
バッハ作曲、森田一浩編曲
(吹奏楽)伊奈学園総合高等学校吹奏楽部
(指揮)宇畑知樹
2018年録音
[ブレーン OSBR-35017]
(NHK-FM、吹奏楽のひびき、21/9/26 7:20-)

Bach Transcriptions
Conductor, Transcription By - Leopold Stokowski
Orchestra - The Czech Philharmonic Orchestra
Recorded live in The House of Artists, Prague. September 1972
[Decca PFS4278]

バッハのパッサカリア古風な協奏曲(いずれもサイト内)

古風な協奏曲

  • 2022/05/21 06:30
  • カテゴリー:音楽

レスピーギ作曲の「古風な協奏曲」を聴いた、留守録しておいたラジオ番組で。同じ演奏者で、ヴィターリ作曲「シャコンヌ」や、タルティーニ作曲「パストラーレ」もかかった。双方ともレスピーギ編。どの曲も聴くのは初めてだった。

Ottorino Respighi
Concerto all'antica (1908)
Violin - Ingolf Turban
Conductor - Marcello Viotti
English Chamber Orchestra
Recorded 1990

レスピーギにはいい曲がある、あらためてそう思った。この日、最後の曲は「リュートのための古風な舞曲とアリア」、比較的演奏機会の少ない第2組曲だった。ネヴィル・マリナー指揮、ロサンゼルス室内管弦楽団の演奏。

# レスピーギ「古風な協奏曲」他▽クラシックカフェ(NHK-FM、5/12 14時)、Ottorino Respighi, Ingolf Turban, Marcello Viotti, English Chamber Orchestra – Works For Violin And Orchestra|Discogs

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