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キーワード「松岡正剛」の検索結果は以下のとおりです。

松岡正剛(著述家)

新しい組み合わせを作り出す。常に、古いものも新しいものもその所属の場所を離れて、翼を持って出会えるようなものを創っていきたい

あの人に会いたい「松岡正剛(著述家)」での、2001年の古い映像から。

氏の言う編集工学というのはよく理解できないけれど、縦の糸しかないものに、横の糸を通すかのような考えや、新旧のより良い融合などは、判るような気がする。

松岡正剛(サイト内)。NHK映像ファイルあの人に会いたい 松岡正剛(著述家)(NHK総合、2/15 5:40-5:50)、1987年編集工学研究所設立

今年の訃報、2024年

今年ここで触れた訃報はどのくらいあったろうか、と年始まで遡ってみた。例年よりも多く採り上げたような気がする。

敬称略で、中山美穂、北の富士勝昭、谷川俊太郎、西田敏行、浜畑賢吉、松岡正剛、佐々木昭一郎、武田国男、久我美子、桂ざこば、キダ・タロー、フジコ・ヘミング、鳥山明、小澤征爾、そして、山崎元。

15名の方々の没年齢平均は80.8歳。90代で亡くなられた方が4名、80代は6名。

厚生労働省の「簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は、男性81.09歳、女性87.14歳だった。昨年2023年時点のデータ。

死去(サイト内)。令和5年簡易生命表の概況|厚生労働省

千夜千冊虎の巻

  • 2024/09/24 05:48
  • カテゴリー:読み物

二・二六の青年将校が聴いていた歌謡曲や小唄など、知識人にはまったく勘定に入っていないんですね。つまり、政治論はあっても芸能論がなく、身体論はあっても手の伸ばしや足の引きがなく、知識論はあっても目の寄りや耳の伏せがない。こんなことではいくら東京裁判を議論しても昭和のことはわかりませんよ。

日本の近現代思想史というものは、概しておそろしく貧しい、とお怒り。「その時代のメインアートや民衆の芸能やマイナーアートを見ていない」、「日本の歴史的現在に関する歴史感覚が鍛えられていない」。

松岡正剛著「ちょっと本気な千夜千冊虎の巻」(求龍堂、2007年)から(p299)。本書は大部な「松岡正剛千夜千冊」のアウトラインをざっと紹介するとともに、副題に「読書術免許皆伝」とある通り、読書術、読書法についても語っている。例えば、目次読書法の極意という小見出しはp244に見える。

市立図書館のOPACで「千夜千冊」を検索するとこの本もヒット。本編全7巻の前に、虎の巻を読んでおくか、と借りたわけだけれど、もうこれだけで満腹感がある。本編は一から順だと挫折しそうなので、まずはアートを採り上げた第6巻「茶碗とピアノと山水屏風」でも最初に見てみようか。

松岡正剛さん死去(サイト内)

松岡正剛さん死去

全1144夜に大幅な加筆と構成変更を行い、全8冊の大型本『松岡正剛 千夜千冊』として2006年10月に求龍堂より出版された。定価99,750円という高額にもかかわらず初版1000部を完売し、2006年の出版界の事件として話題となる。

「松岡正剛」の項にそう記されている。訃報に触れ、Wikipediaを覗いてみた。

最寄りの市立、もしくは県立、どちらかの図書館に蔵書されているだろうか。あるとしたら県立かな、と思いつつ、OPACで検索してみると果たして市立の方に全8冊揃っていた。

千夜千冊、つまみ食いするかのように、webでいくつか読んだことがある。身近に蔵書されているようなので冊子体でぼちぼち読んで行くのもいいかもしれない。

松岡正剛(サイト内)。松岡正剛|Wikipedia、著述家 松岡正剛さん死去 80歳「編集工学」の方法論など(8/21)、松岡正剛の千夜千冊

建築家なしの建築

これまでの建築史は、権力と富の記念碑を築いた建築家たちの紳士録みたいなものである。

金儲けのための芸術は、やはり、非難されるべきなのか。バーナード・ルドフスキー著「建築家なしの建築」(鹿島出版会、1976年)の「序」から(p13)。原著、"Architecture Without Architects" by Bernard Rudofsky, 1964

「華日記」で、食費を切り詰めてまで真の美しさを追究する、中川幸夫、半田唄子夫妻の姿を見た。流派という権力に抗い、家元の立場を捨てた二人には、安易に金を儲ける手段はない。ぎりぎりの生活の中で、ひたすら花に向き合った。芸術とはかくあるべきなのか。たまたま、その次に続んだ、本書「建築家なしの建築」でも同じことを考えることになった。

華日記ノースライト(ともにサイト内)。vernacular, anonymous, spontenous, indigenous and rural。486夜「建築家なしの建築」バーナード・ルドフスキー|松岡正剛の千夜千冊

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