お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「Burr」の検索結果は以下のとおりです。

任意の形状を塗りつぶす

長方形以外の形状を塗りつぶすには[多角形]コマンドを使います。

稲葉幸行著「Jw_cadハンドブック」(インプレス、2017年)から(p223)。県立図書館で借りて来た。

塗りつぶし方が釈然とせず、ずっとハッチで何とか胡麻化していたのだった。Burrパズルの図面ではちょっとした色分けで、随分、判りやすくなる。

手順は、[多角形]をクリック、任意をクリック、ソリッド図形にチェックマーク、任意色にチェックマーク、任意をクリック、[色の設定]で所望の色をクリック、OK、塗りつぶす箇所の頂点をクリックして行く、そして、作図をクリック。

JwBurr(いずれもサイト内)。ハッチ例:点線1(5番)、1線、45度、ピッチ1.5

Chapter 5 - Burr Puzzles

If you don't like difficult puzzles, better skip this one!

パズルの鬼才Coffin氏がそう書くだけあって確かに難しい。毎日一時間ほど触っていたろうか、つくった日から数えて5日目の夜にようやく解くことができた。これまで木製パズルをいくつかつくったけれど、これほど難解なのはなかったように思う。

Stewart T. Coffin著 "Puzzle Craft"(1992年)、その第5章 "Burr Puzzles"には、いわゆる6本組木パズルが二つ掲載されている。いずれも、Bill Cutler作。各々、6つのピースが立体図で示されておりそれから図面を起こした。答え(組み方)は載っていない。

一つは、"Burr No.305"。これは、J. Slocum、J. Botermans著「PUZZLE OLD&NEW パズル その全宇宙」芦ヶ原伸之訳(1988年)では、290番になっている(p154)。組み上げるのは、そこそこ難しい。逆に、崩すのは容易。レベル1。

もう一つは、"Cutler's L5 Notchable Burr"。引用したCoffin氏のコメントはこれに対するもの。"L5"はレベル5のことだろう。レベル1は動作一つで崩すことができる。レベル5のこれは予備的動作が5回必要と解説されている。そんなヒントを頼りに、数日、格闘。なんとか組み上げて、5回の動作で崩せることを確認した。

これに気をよくして、今また別のパターンに挑戦中。前述のSlocumらの著作に掲載されているレベル2-3(p83)。最初のピースは2回の予備的動作で外れ、さらに3回の動作で次が外れるというもの。つくって4日経ったけれど全く歯が立たない。

Coffin於牣魚踊(いずれもサイト内)。作品リスト、48) アンガマ額装b、49) 治具と道具箱、50) ガビー・パズル、51) 3本組木a、52) 階段下収納、53) 3本組木b、54) ハイテーブル、55) 6本組木 #3-5、56) 小物入れ・正方形

菱形十二面体の星形

この本で、興味深い(intriguing)という言葉を頻繁に使わっているが、その表現はこのパズルにこそ相応しい(図88)。

Stewart Coffin氏はそんな風に書いている。インターネット上で読むことができる、同氏の著作"The Puzzling World of Polyhedral Dissections"、その第7章にて。

斜めの組木パズル(diagonal burr puzzle)、その6ピースで構成されたタイプ(図86)を原型として、各ピースの両端を面取りすると、この菱形十二面体の星形になる。

パズルと呼ぶには、その解はあまりにも簡単だけれど、きっちり組めるように正確につくるには、「ある程度の器用さと忍耐」(some dexterity and patience)が必要。氏は、電動工具の使用をすすめている。

今回、この星型をいくつかつくってみることにした(#46)。プレゼント用の小物が切れたのでその補充ということもあるし、手技を試したい気持ちもあって。

角材をつくって、白書きで墨線を入れる。その線ぎりぎりにノコギリで切る。0.2か3ミリほどの切り残しを、ノミを当ててすぅーとそうじし、墨線ちょうどに調整する。と、普段でも電動工具は使わず、ノコギリとノミは手作業。今回は、アサリ無しのノコギリを墨線ちょうどに入れて、切りっ放し、ノミでの調整なし、にチャレンジした。

案外うまくいくもので、かなりきっちりに仕上がった。とは言え、1ピース当たり8か所にノコギリを入れる。全6ピースで合計48か所。それもすべて斜め45度に切り込む。1セットを終えるのに小一時間は要した。忍耐まではいかないまでも、それなりの手間はかかる。

あとで調べてみると、このパズル、「今や100円ショップで売られている」との記載を見付けた。ま、そういうこともあるのだろう。

Six-Piece Diagonal Burr(サイト内)。Stewart T. Coffin著、"The Puzzling World of Polyhedral Dissections"、Chapter 7 - The Diagonal Burr菱形12面体の星型2種|積み木インテリアギャラリー

卓上小物入れ

久しぶりの木工教室。家人のリクエストで新たな制作(#40)に着手。

あれこれアイデアを出し合って前日には図面を描き終えていた。朝起きてみると、デザインを少し変更したいと言う人あり。教室へ出かける前に、慌ただしく修正。何とかそれを済ませ朝食を摂って家を出た。バス停に急いだけれど乗るつもりの便は出た後だった。

その日の作業では、慣れない手技・手法がいくつかあり手間取った。帰る時間が遅くなってしまい、家人から頼まれていた買い物ができなかった。そのお店が空いている時間に間に合わなかったのだ。

制作の方は、図面のアセスメント、材料準備、墨付け、加工と、大過なく進んだ。が、前後には上に書いたようなことが起こっていた。

大きなテーマが動いていると、周辺に皺寄せが行く、何かが犠牲になる。東京でサラリーマンをやっている頃には、そんなことをよく経験したものだった。

蜜蝋ワックス倹飩(けんどん)(いずれもサイト内)。40) 卓上小物入れ、39) 丸型鬼面額b、38) 店舗小物3[2点]、37) 不可能な組木、36) 飾り棚、35) Six-Piece Diagonal Burr、34) テレビ台

Six-Piece Diagonal Burr

このパズルの構成(configuration)は湿度の変化にたいへん敏感なので、マホガニーのような狂いの少ない材料でつくることをおすすめする。

Stewart T. Coffin著「Puzzle Craft」(1992年)から(p36)。"Diagonal Burrs"と題された第7章は、6つのピースがまったく同型の"Six-Piece Diagonal Burr"から始まる。

ホオ材でつくってみた。これもどちらかと言うと狂いの少ない材。16mm角。

同書は、"diagonal saw jig"を用いた機械(power tool)での作業を図示している。が、今回は、基本的に手作業で行うことにした。それにしても治具は作る方がいい。なにせ45度の角度でノコを入れる。あとのノミでの調整を楽にするためには、ノコはできるだけ正確に入れるに越したことはない。墨付けぴったりに。

ピース6つの加工を終えて組んでみた。入りそうで入らない。それを無理矢理にぐっと押し込んだ。そしたら抜けなくなった。あらたいへん。電子レンジで10秒チン。なんとかバラすることができた。その後エアコンの効いた部屋に置いてたら、今度は、簡単に組み立てられるようになった。が、ぐすぐす(笑)。確かに「湿度の変化にたいへん敏感」。

Coffin(サイト内)。"Puzzle Craft"

ページ移動

  • ページ
  • 1
  • 2

ユーティリティ

« 2025年11月 »

- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

週末の遠出、25年11月
2025/11/18 06:24
戴冠式など、MO Salzburg
2025/11/17 06:03
立花党首逮捕
2025/11/16 06:44
マイルプーリング
2025/11/15 06:10
ショパン・コンクール
2025/11/14 05:37
アサヒのシェアを奪う
2025/11/13 06:23
仲代達矢さん死去
2025/11/12 06:29
俯瞰カメラ式駐車場
2025/11/11 06:46
スタニスラフ・ブーニン
2025/11/10 06:55
台湾有事、2027年
2025/11/09 06:54

過去ログ

Feed