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落語家の道50年

大学3年生の時に入門しました。もう大学は別に出なくてもいいやと思ってたんですけど、師匠が、「いやっ、そりゃおまえ、出といた方がええでぇ」とか言うて(笑)、「のぉ、つぶしが効くがな」てなこと言われて(笑)

文珍さんがそんなことを言う。師匠の5代目桂文枝(当時3代目小文枝)の声色がよく似ていて面白い。ラジオ深夜便▽明日へのことば(3/12)から。このインタビューの中でも語られるように、文珍さんは、後に、関西大や慶應大の教壇に立つ。学歴が奏効したのかどうかは判らないけれど、ある意味「つぶしが効」いたわけだ。今では、他の仕事は外して、「落語の高座を主体」に活動しているとWikipediaにある。

かつて五代目桂文枝オフィシャルサイトで「あんけら荘夜話」という回想録が公開されていた。小見出し「文珍入門」の箇所にこう書かれている(05年2月アクセス)、「私の噺が好きで入って来たやつですから、古典を勉強しようという気持ちはありましたね。「パンダ」の時には、彼が一番地味でしたね。その時はきん枝とか八方、小染のほうが色がはっきりと出ていて、文珍だけはちょっとくすんだ感じでね。それが後にふっきれて、新作やりだしてから売れたんです。コツコツと自分なりに勉強もしとるし、非常に頭の回転の速いやつやし、そういう意味では、今の時代にうまくのってる男ですね。

ラジオ深夜便▽明日へのことば「落語家の道50年」桂文珍(NHKラジオ第一、3/12 4時台)、桂文珍|Wikipedia

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