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まれびとたちの沖縄

琉球でよく知られるのが、芥隠(?~1495)という京都出身の禅僧である(略)。このときの琉球の王は、尚泰久(1415~1460)の治世である(略)。尚泰久は芥隠に帰依して、多くの寺院を建立し梵鐘を鋳造している。

琉球に仏教を広め定着させようとする日本の禅寺、日本化を模索する琉球王、両者の意向が多くの寺院や梵鐘として形となった。引用は、与那原恵著「まれびとたちの沖縄」(小学館、09年)から(p95)。ベッテルハイムの第3章が目的で借りたが、為朝伝説(第2章)の方が面白かった(為になった)。

先日聴講した文化講座「東アジアの中の琉球金属技術史」によると、当時つくられた梵鐘の数は、1456年に10口(個)、さらに1459年までに23口。大内家が支配した周防や筑前芦屋の鋳物師が作成に関与したとのことだった。

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