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同い年事典

  • 2021/04/21 06:41
  • カテゴリー:読み物

二人は人生の旬が異なる時期にやってきたため、「同い年」には見えないのだ。

二人とは、1909(明治42)年に生まれた、太宰治と松本清張のことを言っている。太宰治は若い頃から書き38歳で他界。一方、松本清張は41歳で小説家人生を始めた。黒川祥子著「同い年事典」(新潮新書、2009年)から(p3)。

同い年に見えないのは、1913(大正2)年生まれの二人もそうだろうか、織田作之助と足立巻一。オダサクは26歳の時に「夫婦善哉」を発表し33歳で没した。足立の評伝三部作など代表的な諸作は60歳過ぎてからだ。75年に「やちまた」で芸術選奨文部大臣賞を受賞、85年に72歳で没した。

足立巻一(サイト内検索)。太宰治 (1909-48)、松本清張 (1909-92)、織田作之助 (1913-47)、足立巻一 (1913-85)

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