てんかん治療、K448
- 2021/09/22 06:29
- カテゴリー:音楽
メカニズムについてはまだ仮説段階ですが、K448の効果は確かなため、今後、てんかん患者の新たな治療法として採用されるかもしれません。
ナゾロジーの記事、モーツァルトのとあるピアノ連弾曲が「てんかん症状」を和らげると判明(9/19)から。K448は、ピアノ2台のための曲なので「連弾」よりは連奏と呼ぶ方が適切かもしれない。
誰の演奏でも良いのだろうか。モーツアルトや他者の似通った曲ならどうなる。旋律、リズム、和音、どういう要素が効くのか。どんな対照区を置いたんだろう。そのうち原著で確かめてみよう。
K488に関する日英のWikipediaを見比べてみた。英語版には、Mozart effectとして、このてんかん治療の話が紹介されている。日本語版では言及されていない。その代わり、この曲は「のだめカンタービレ」に使われ知名度が上がったとある。
手元にある音源では、Pekinel姉妹の演奏(TELDEC, 1991)をよく聴く。
# Sonata for Two Pianos (Mozart) - Wikipedia、Mozart Complete Piano Duets, Pekinel sisters - Discogs