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社説の特集、21年

読売新聞の社説は、今週、十大ニュースを紹介して一年を振り返った。27日と29日の2本、いずれもタイトルに「2021回顧」とある。

このように社説にも、時々、特集やシリーズが現れる。今年もいくつか目に付いた。年の終わりに少し見返してみよう。

在京六紙の社説の内、今年最大の特集は、毎日新聞の「日本の選択」だったろう。10月に14本掲載。4年ぶりの衆院選、その争点が、公約発表や、公示、投票などのイベントが進むにつれ順次示された。最後は「さあ、選挙にGoToだ」(10/31)で終わる。結局何がどのように「選択」されたかは、このシリーズの中では語られない。

東京新聞の「コロナの時代に考える」、これがGWの頃に7本。新型コロナに明け暮れたこの一年を象徴する特集と言えるだろうか。毎日新聞の「臨む’21」(1月、6本)や「問う’21夏」(8月、6本)にもコロナの文字が並んだ。「ワクチン接種率を欧米並みに高める」(毎8/14)、そう叫ばれたのが遠い昔のことのように思える。

東京新聞お得意の「考える」シリーズでは、「年のはじめに考える」(1月、4本)があった。それ以外にも一年通じて、「憲法記念日に考える」や「原爆忌に考える」など節目節目に登場。時節柄、「五輪開幕に考える」や「『脱炭素』を考える」もあった。「眞子さん結婚で考える」、これは東京ではなく朝日の一本。

東日本大震災から10年、これを3紙が特集した。読売6本、東京3本、そして毎日2本。

日経の社説は「デジタル庁に望む」を特集(8月、3本)。新しい庁が動き出した。

コロナの時代に考える東日本大震災から10年(いずれもサイト内)。2021回顧・日本 閉塞感を破ったスポーツの力(読12/27)、2021回顧・世界 影を落とし続けた感染症危機(読12/29)、時事通信社が選ぶ10大ニュース(2021年)特集ビジネスセクション2021年の10本(経12/29)

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