Cause and result ルール
- 2023/11/09 05:52
- カテゴリー:読み物
日本語では、この論理からはずれている文章が多い。日本語では、理由しか言わなくても相手がその先の効果・結果を察してくれるからである。以心伝心というわけである。
例えば英語では、いつも Cause and result を意識して、話さなければならない。文章を書く際もそうだ。cause、原因や理由。resultは、結果、効果、言いたいこと、要求。
引用は、高橋昭男著「仕事分の書き方」(岩波新書、1997年)から(p83)。最寄り図書館で除籍になったリサイクル本。
仕事上ある課題が生じたと連絡網で通知された。数日経って、関係者らしきメンバーに召集がかかった。何日何時に集まれとあるだけでアジェンダはない。こういうご招待を受けることは珍しくない。その度に、話し合うべきことを箇条書きしてください、終了予定時刻も知らせてください、もし何か準備(心づもり)しておくことがあれば併せて、と返事をするようにしている。すると、こちら(皆)が察していた事項だけでなく色んな議題が並んだりする。そんなことがままある。
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