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組織の力

凡人に非凡な業績をあげさせるのが組織である

アメリカの政治家ベバリッジの言葉だとか。秋庭道博著「ことばの切れ味」(東洋経済新報社、1992年)から(p107)。

その言葉には妙に納得させられるものがある。果たして組織はどんな力を持っているから凡人に非凡な業績をあげさせることができるのだろうか。

スタッフを確保している。皆その領域のプロだ、だいたいのことは判る。3人寄れば文殊の知恵ということもあるだろう。刺激し合って新たな発想が生まれる。得手不得手を補い合い例えば2人で3人分以上の能力を発揮できる。モチベーションも管理される。

有形無形の、必要なものを必要十分に備えている。設備や、道具、資料。知識や、技術、ノウハウなど。

予算を確保しそれを執行する。

ひと、もの、かね、ということだろうか。ただ、こう書いてしまうとこういうことなんだろうけれど、組織には、もっと別の大きな力があるように思う。ちょっと得体の知れない、どう表現していいのか判らない力。例えば、無言の圧力、掟、自信、安定、安心、継続、統一感など、そんな感じのもの。

ことばの切れ味(サイト内)。Albert Jeremiah Beveridge (1862-1927)

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