エントリー

組織の経済学入門

  • 2019/08/25 06:03
  • カテゴリー:読み物

環境が変化し、それに適応するように、既存の資源や資産、そして企業外の資源や資産さえ再構成、再配置する場合、この共特化の経済性原理に従うことが重要だ

ダイナミック・ケイパビリティ論と呼ぶそうだ。提唱者は、カリフォルニア大のティース教授(David J. Teece、1948-)。引用は、菊澤研宗著「組織の経済学入門-新制度派経済学アプローチ」(有斐閣、16年、改訂版)から(p298)。ビジネスの現場ではごく当たり前のことでも、ご大層な名前を付けたがる経営学者は多いし、それを紹介したがるその同業者もまた多い。なお、共特化(Co-Specialization)の意味は、単独では価値は限定的でも、複数が相互に結合することによって大きな価値を生む、そのあたりか。本書では、その首尾はともかく、ユニクロとビックカメラや、任天堂とDeNA、鉄道とコンビニなどの組合せ事例が記されている。

ページ移動

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

報道の自由度、2024年
2024/05/19 06:04
歯周病と大腸がん
2024/05/18 06:31
石見相聞歌
2024/05/17 05:49
キダ・タローさん死去
2024/05/16 09:47
浪速のモーツァルト
2024/05/15 06:02
昭和100年式典
2024/05/14 06:00
帰省、24年5月
2024/05/13 06:24
教員の成り手不足
2024/05/12 06:01
フジコ・ヘミングさん死去
2024/05/11 05:55
硫黄鳥島
2024/05/10 06:07

Feed