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組織の経済学入門

  • 2019/08/25 06:03
  • カテゴリー:読み物

環境が変化し、それに適応するように、既存の資源や資産、そして企業外の資源や資産さえ再構成、再配置する場合、この共特化の経済性原理に従うことが重要だ

ダイナミック・ケイパビリティ論と呼ぶそうだ。提唱者は、カリフォルニア大のティース教授(David J. Teece、1948-)。引用は、菊澤研宗著「組織の経済学入門-新制度派経済学アプローチ」(有斐閣、16年、改訂版)から(p298)。ビジネスの現場ではごく当たり前のことでも、ご大層な名前を付けたがる経営学者は多いし、それを紹介したがるその同業者もまた多い。なお、共特化(Co-Specialization)の意味は、単独では価値は限定的でも、複数が相互に結合することによって大きな価値を生む、そのあたりか。本書では、その首尾はともかく、ユニクロとビックカメラや、任天堂とDeNA、鉄道とコンビニなどの組合せ事例が記されている。

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